【書評】CLIP STUDIO PAINT PRO イラストレーションテクニックのレビュー

CLIP STUDIO PAINT PROイラストレーションテクニック

CLIP STUDIO PAINT はセルシスから発売されている高機能ペイントツール、そのイラストテクニックが載っている本を読んでみました。


この本で学べる4つの項目

1.CLIP STUDIO PAINT PROの基本操作&インターフェイス

この本はCLIP STUDIO PAINT PROのインターフェイス解説から始まっています。
本ソフトは機能が多すぎてインターフェイスが複雑な印象を受けますが、しっかり一つ一つ解説されています。

新規キャンバスの作成から保存、クリッピングマスクと基本的な操作からペン、マーカーの解説も一通りあります。

続いてレイヤー、合成モードの一覧もあり非常に分かりやすいです。
合成モードは乗算、スクリーン、オーバーレイなど、主に使う分はチェックしておきましょう。

ショートカット機能も一覧で管理でき、変更も自由に可能。

さすがにイラスト専用ツールだけあって機能が充実していますね。
この本はそれを分かりやすく解説しています。

2.デジタルイラストを実践で解説

まず制作の流れを解説
構想からラフ作成、そして下書き、線画作成、着彩と、基本的な流れを解説したあと、それを一つ一つ解説しています。
この本では、紙を使わず、最初からデジタル上で作業を行うことを前提として書かれています。

紙を使わないのは人による部分が多いですが、見ておいて損はないでしょう。

そして人体の描き方、顔の描き方と一つ一つ丁寧に解説し、一枚のイラストを仕上げます。

仕上げる過程は親切丁寧に解説されています。
ただ、筆者の主観的な説明が多く、考え方をそのまま書かれていますので、今自分にとって必要な部分を選んで参考にする必要があります。
絵としての考え方、ツールの使い方など、注意しないとわけわからなくなってしまいます。

3.アニメ塗り、水彩塗り、厚塗り

アニメ塗りから丁寧に一つづつ解説されて行きます。

ただ、アニメ塗りはこれアニメ塗りかな?
と思うような塗りです。

水彩塗りでは、テクスチャを作ったり線画をわざとぼかしたりする技法が載っており、とてもためになります。

4.漫画制作

イラストの描き方に続いて、漫画の描き方を紹介
漫画は2値化された情報で描いていくため、ペンをカスタマイズし漫画用のペンを作成します。

その他、コマ割りの機能やどのようにコマを割って行けば良いのか解説
フキダシの入れ方からパース定規を使っての背景の描き方に続いていきます。
最後にトーンを貼っての完成です。

CLIP STUDIO PAINT PROの豊富な機能の中にパース定規や素材を使う描き方があります。
特に漫画では背景が良く登場するので解説には持ってこいですね。

まとめ

CLIP STUDIO PAINT PRO初心者ユーザーには必須の解説が入っており、合成モードの作例、ショートカット、環境設定と為になります。
作例もオーソドックスな塗り方から水彩塗り、厚塗りと詳しく、そして有効なテクニックも収録されておりおすすめです。
イラスト初心者はもちろん、新しい塗り方を模索しているユーザーにおすすめの本です。



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