イラストレーターが海外で活動することについて考えてみる その3

海外では英語が必須項目

海外で一番心配なのは言葉が通じない、ということではないでしょうか?
実際にいろいろな場所に行ってみましたが日本語だけでなんとかなるほどやはり海外は甘くはありません。まあ、当然ですよね。日本語はかなり狭い地域、つまり日本でしか使われていないのですから…

さて例えば以前から紹介しているバリ島ですが、結構日本人も多くよくすれ違ったりなどがあります。

ですので現地の人も結構日本語話せる人が多いんですね。
しかし!
しかし(大切なので2度言いました)
日本語で話しかけてくる外国人は要注意!
特に現地の人の場合は特にですね。

バリ島で有名なクタビーチではよく日本語で話しかけられます。

そのほとんどは勧誘ですが、中には騙そうとしている人もいるかも知れませんよ。
僕は丁寧に四字熟語で返してあげると

ソレニホンゴ?

と全く分からないようでした。

と、これくらいの対応でも良いかもしれないくらい勧誘が多いんですね。
ちなみに四字熟語は花鳥風月、明鏡止水、などなど試してみました。
とここまで日本語について話してきましたが、ここで言いたいことは日本語だとカモられやすいという事。
もちろんお金に余裕があれば問題ありませんが、やはり騙されたり値段を釣り上げられるのはあまり気分の良いものではありません。

つまり最低限の英語は絶対に必要ということですね。
これは外国人通しのコミュニケーションでも必須になってきます。
英語が出来れば可愛い外国人も口説けるしね笑

さて冗談はさておき、ここからは僕が英語学習で実際にやってみたことで効果があったものを書いていきたいと思います。

日本人は読み書きは出来るがヒアリングが苦手

はい、日本人は英語は学ぶ機会が多いけど話すことって相当苦手だと思います。
だいたいが相手が何言ってるのか理解できません。
言葉自体は知っているのにそれを拾えないんですね。

拾えればたどたどしくともなんとなく会話は出来ます。
最悪伝えるのは単語の羅列だけでも出来てしまいますからね。

と、いうことはまず聞き取れなければどうやったって英会話は出来ないんですね。
だがこれがかなり大変。
英語ってネイティブな国もあれなそうではない国もある。

ネイティブじゃない国の人って訛りがひどいんです。
だから聞き取ることは相当難しいということになります。

そこで、まずは相手が何言ってるのか聞き取る練習をするのが英会話では絶対条件なんです。
そこで僕が実際にやった聞き取る練習方法を紹介します。

ヒアリングの練習方法

まず、我々絵描きはアニメが大好きです。
それも半端なく好きで一日中見てる人って多いですよね。
これを活用しない手はないと思いませんか?

僕は日本語と字幕にあるアニメを使って聞き取る練習をしました。
もちろん最初は何言ってるのか全然分かりませんでした。

しかし、何度も何度も繰り返し聴いているうちに徐々に聞き取れるようになっていきます。

まずは子供向け番組が一番のおススメです。
ポケットモンスターとかあの辺りが良いですね。

僕はガンダムが好きなのでガンダムビルドファイターズで練習しました。
Youtubeのgundam.infoで無料で英語と日本語と字幕が視聴できます。

聞く時間に比例して聞き取る能力は向上していきます。

基本は勉強しよう

基本的な5W1Hと文法はしっかり学習しよう。

誰もが知っているであろう5W1H、やはり英語でも特に重要になってきます。

5W1H
いつ When
誰が Who
なにを What
なぜ Way
どこで Where
どのように How

ということですね。

相手が聞きたいことがだいたいこの単語で理解できるようになります。
全体がなんとなくでもその場でのシチュエーションでだいたい察しがつくようになります。

例えば
Were are you from?
出身はどちらですか?


When did you come here?
あなたはいつここに来ましたか?

などなど
始めの5W1Hでだいたい想像が出来るようになります。

そして簡単な中学英語をしっかりと理解しておくことです。
やはりそこが最低限の知識ですのでしっかりここは勉強しておきたいところ。
文法であったり、単語を覚える必要があります。
単語はいきなり難しいものを覚えるよりは普段良く出てくる簡単な単語から覚えると良いです。

まさに子供向けアニメで出てくる単語です。
まずはバカにせずにそういうところから攻めるのが良い方法です。
正直こういう簡単な文法や単語は古本屋で安い本を買って練習するのがいいし(100円の古本でも基本は変わらないので安く手に入れられる)
海外に本を持っていけないようであればアプリで電子書籍を入れておけばどこにでも持ち歩けます。

僕が実際に活用している良いと思った電子書籍を紹介しておきます。

と、得意げに書いていますが正直、普通の日本人よりまだまだ英語は苦手な方です。
今も少しづつ勉強していますよ。