フリーランスの案件が決まらない時の対処法

フリーランスであっても仕事がある時ばかりが理想と言えば理想です。

しかし、なかなか仕事が決まらないという時期も発生してしまうことがあるでしょう。

そういう時にどうすれば良いのかを書いていきたいと思います。

仕事がなかなか決まらないという時もあります。
そういう時に焦らないようにしたいですね。

焦ってしまうと案件の価格を下げたり、得意でもない案件を受けざるを得なくなります。

それでも決まらないと絶望的な気持ちになってどんどん悪循環に陥ってしまいます。行動すれば行動するだけから回ってしまう状況です。

貧すれば鈍するというやつですね。

では、どうすればそんな状況にならないように出来るのでしょうか。

案件がない時期があることをあらかじめ想定しておく

フリーランスとして独立する際にあらかじめ案件が決まらない時期があることを計画に組み込んでおかないといざそうなったときに焦ってしまいます。

たまに稼いだ分を大盤振る舞いで使ってしまう人が’いますが、これはかなり危険信号です。

儲かっているとついお金を使いたくなってしまいますし、高い家賃の場所に住んでしまったりしてしまいます。

これは良くありませんし、いざ案件が来なくなるととたんに生活に困ることになるでしょう。

そのためにそういう時期を乗り越えられるように生活費をあらかじめ低く抑えておくことと貯金を常にておくことが重要になります。

生活費は出来れば二分の一以下に抑えよう

例えば

月に収入が30万円ほどあれば生活費は半分の15万円程度に抑えておくと良いでしょう。

私の場合もだいたい収入の半分の生活費で生活しています。

仕事が忙しい時期だとさらに生活費の割合は低くなるようにしています。

そうすれば案件が決まらない時期でも余裕を持って乗り越えていくことが可能です。

その間に自分のスキルを磨いたり新たに作品を制作していくなど自分を鍛えることも出来ます。

それに無駄に安い案件を受ける必要もなく消耗しないで済みます。

将来に向けていろいろと戦略を立てたり独自のサービスや商品を制作することも可能です。

案件がない時期に対応する戦略を立てて乗り切ろう

案件が無いということはつまり収入や仕事が他者依存ということになります。
つまり自分の生活を他人にゆだねているようなものです。

では、どうすれば良いのかというと
他者依存ではなく、自分で仕事を作り出す能力を身につけるとこれを回避していくことが出来ます。

例えば自分のサービスを作り出すのも良い方法です。

幅広いスキル、もしくはコアスキルを昇華する

幅広いスキルを身につけるのも良いでしょう。
自分のスキルが単一のスキルだとそれだけの仕事しか得られないのは当然のことです。

例えば

イラストの仕事でも美少女も描ければ一般的なチラシやパンフレットで使える絵柄も描ける

とか

PHOTOSHOPだけの画像加工だけではなくIllustratorなどでデザインやイラストも描ける。
またはベクタデータでアニメーションまで作れる。

とか

イラストだけではなく、ゲーム素材も作れる。

など

ですので、コアである自分のスキルの他に鍛えておくと良いでしょう。

そうすれば2つや3つのことが出来るデザイナーとして幅広く仕事を受けることが出来るようになります。

コアスキルで高単価の仕事を狙う

もしくは逆にコアなスキルを追及して高単価の仕事しか受けないようにすることです。

そうすれば仕事量が半分でも収入が依然と変わらないということも出来るようになります。

こうなれば暇な時間もさらに自分のスキルを磨いたり発信して新たな取引先を開拓していけるようになります。

案件が決まらない時期はバカンスだと思って楽しむ

案件が決まらない時期はどうしようもありませんし、年がら年中仕事をしていると疲弊していざ大型案件が来ても疲れ切ってしまいます。

で、あれば今はバカンスの時期だと割り切って海や山などに遊びに行くのも良いでしょう。

海外旅行もおすすめ

また海外旅行もおすすめです。

日本から近い東南アジアでは滞在費はひと月10万円以下にすることも十分に可能です。

節約すれば5万円以下も可能ですからね。
ですので仕事が来るまで観光を楽しんだり新たな人との出会いを求めて旅に出ることも良いと思います。

つまりそういう場所であれば仕事が来るまでのんびりと待つことも可能なんですね。
仕事が着たら帰国して仕事をすれば良いだけです。

やっぱり何と言っても貯金が大事。

やはり貯金が無いとどうしようもありません。

生活していくことも出来ないですからね。そうなると実家に帰らなければならなくなってしまいます。
逆に貯金があって生活費が安いと精神的にかなり安定します。

こういう状況であれば冷静に今後のことを考えたり、SNSで発信して新たな仕事を得て行くことを行ったりすることが出来ます。

出来れば1年以上働かなくても現状の生活が維持できるだけあれば安心できると思います。

だいたい東京だと一か月あたりの生活費が低く抑えると18万円くらいだと思います。

地方都市だと15万円くらいでも可能でしょう。

そうすると
東京だと18万円×12か月で216万円になります。
地方都市だと15万円×12か月で180万円ということになります。

つまりこれくらいの貯金は必要ということです。
月々しっかりと貯金してこれを最低ラインとして貯金額を維持していくと良いでしょう。

出来れば300万円あればかなり精神的も安定すると思います。
また独立の際も300万円を基準にすると良いですね。

まとめ

案件が決まらない時期は必ずあると思って計画に組み込んでおくこと。
むしろ案件が決まらない時期はバカンスだと思って楽しむのも良いでしょう。

またやはり貯金は大切です。

これがないと生活も勉強も遊んで気を紛らわすことも出来なくなります。
こうなってしまうと良くありません。

貯金は常に一定額を貯金し十分に蓄えておくようにしてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする