岩の描き方

岩の描き方

絵では質感の表現が大切

質感の表現とは、物の質感をしっかりそれらしく描くことです。

例えば1枚のイラストにもキャラクターの着ている服、または岩や木や草などの背景など、色々あります。
どれも同じように描いていてはのっぺりとした質感になってしまいます。ここは物の質感をしっかりリアルに描けるようになりましょう。


たとえばこのような岩をしっかり描けるとイラストにも活かせますよ。

岩を描いてみよう!

では実際に岩の描き方にチャレンジしてみましょう!
ではまずこの岩を描いてみましょう。

今回必要な道具

  • 鉛筆(2B・Bなど)
  • シャープペンシル
  • 練り消し

など。

鉛筆は強弱をつけやすい道具です。しかし、シャープペンシルも細い線を引くのに適している画材ですので、その特徴を活かして描いていきましょう。もちろん鉛筆だけでもOKですよ。

アタリをとる

まず岩のだいたいのアタリをとります。

こんな感じ
鉛筆の筆圧を下げて簡単に練り消し等で消せるくらいが良いですね。

陰影をつける

そして光源を設定します

その光源を元に影をつけていきましょう。
最初は薄くつけていきます。

この時に注意したいのはしっかり鉛筆を立てて影をつけていくことです。

寝かせて描くと柔らかい物質のようになってしまいます。
岩は硬い物質なので、これは硬いものだこれは硬いものだ。
という風に硬いという意識を持って描いていくことが重要です。

立てた鉛筆のタッチを重ねて描いていきましょう。

よく塗るように寝かせて描く人がいるので要注意
影のつけ方は光が当たっている部分はしっかり白で抜いて暗いところはしっかり暗くする。

このコントラストが大事です

しっかり描き込んで出来上がりになります。
影を濃く表現できるように暗い所は何回も重ねて暗くしていきます。

色んな岩にも挑戦してみよう。

描く題材は身近な物を参考に写真などの資料を集めておくと良いですよ。

岩の表情はそれぞれ違っていて面白いものです。
色々な岩をたくさん描いて練習することによってその特徴をつかんでいけるでしょう。

まとめ

岩はファンタジーイラストや漫画などその登場する機会はかなり多い物質になります。
そのため、まずは描き方の基本を押さえておきたいところですね。

最近は都市部ではなかなか岩を見かけないと思います。
ですが旅行などに出かけた際に自分で岩を探せればベストですね。
写真などに収めて描いてみるのが良いと思います。
あとは実際に自分で触れてみるのもおすすめです。
実際に触ってみるとその感触がリアルに理解できるようになるでしょう。

たくさん描いて岩の質感を自分のものに出来るように頑張ってくださね。

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