iPad Pro 10.5インチお絵かきタブレットとしての画面サイズはどうか

iPad Pro 10.5インチお絵かきタブレットとしての画面サイズはどうか

僕の液晶ペンタブレットの使用歴
普段は12.3インチのSurface Pro 4を使っています。
ですので、比較的小さい液晶タブレットを使っていた背景はあります。
iPad Pro 10.5インチとApple pencilでのお絵かきアプリ使用感について。

以前まではiPad Proは12.9インチと9.7インチが存在していましたが、お絵描きとしての液晶タブレットとして考えた場合12.9インチを選択している人が多かったのではないでしょうか。
しかし、12.9インチでは大きすぎて持ち運びに不便でした。
もはや据え置きマシンという風格。頼もしいですけどiOSの特性上据え置きはあまり向かない。まあ800gを切っているので持ち運べないほどでないけど気軽に使えるかはちょっと難しいでしょう。

そんな中で今回10.5インチが発売となり12.9インチと差が縮まってきましたし、かなり便利な画面サイズだと感じます。
しかも前モデルの9.7インチよりサイズがあまり変わらないのが好感が持てます。

という状況により、iPad Pro 10.5インチの購入を検討している人もいるのではないでしょうか。
9.7インチよりスペック面で進化し、メモリが2GBから4GBになり、画面のリフレッシュレートが60Hzから120Hzに進化した点も大きな魅力です。

さて、液晶ペンタブレットとして考えた場合の10.5インチ、これが使いやすいのかというと。
ハッキリ言って使いやすい。

まず液晶ペンタブレットは普通のモニターと違って至近距離で使う必要があるのである程度小さいサイズでも問題が出にくい。
顔を近づけるぶん画面は大きく感じるので。

正直16インチあればすべて解決するほどのサイズだとは思うがそれはもはや据え置きマシン になってしまう。

そして10.5インチはいわばA4サイズの用紙に描いている感覚と似ている、A4サイズだと小さいと感じる方もいるとは思うけど、実際に描くときには拡大縮小を使うのでそんなに不便は感じない。

それにこのサイズなら持ち運ぶのにも使用できる。
つまり外で使うことができるのが最大の利点だ。
スタバやコメダなどのカフェはもちろん移動中の電車でも使っていて違和感はないだろう。

据え置きではもっと良いものがあるかも知れないが(WACOMなど)、外出時でも使えることを考えるとこのサイズはとても良いと思います。

ベストなのは複数の液晶ペンタブレットを購入しておくことですが、そこまで予算がなく外出時でも絵が描きたいのであれば検討しても良いと思います。

ただ液晶画面がカツカツでツルツルが苦手な人はペーパーライクなどの保護フィルムを貼るか、Surface Proにするなどの方が良いかも知れません。
ペーパーライクはApple Pencilのペン先が削れてしまうのと画面が白っぽくなる欠点があります。
Surface Proはペンのソフトタッチ仕様によりある程度の引っ掛かりがあるため非常に描きやすいです。