お悩み相談 背景の練習について
・題名 背景の練習について
・相談内容
イラストの背景の練習がしたいのですが、
パースの知識を増やしつつ、写真を模写すると、
やがては想像で、色んな角度から描けるようになりますか?
やはり、模写がベストな練習方法ですかね・・・?
回答
それではお答えしますね!
背景の練習についてですが
透視図法の基礎学習などパースの知識を増やすことは必要不可欠です。
1点透視、2点透視、3点透視、増殖や分割など。
これは基礎中の基礎ですので、しっかりと勉強していきましょう。
それに写真模写はとても良い勉強の方法ですし、描き慣れている物でしたら自由に色々な角度から描けるようになるでしょう。
模写は実際にアイレベルと消失点からパース線を描いて建物などを書いてみましょう。
勉強方法ですが、まずは建物など装飾や色んな凹凸がくっついているのでなかなか描きづらいかと思います。
まずはシンプルな形に直す方が良いでしょう。
そうするとパースを取りやすくなります。
ある程度模写で描けるようになったら、
実際に下絵から実践的に描いていく練習をしていきましょう。
まずは簡単な箱で描いていき。どんどん装飾をつけたりけづったりしていきます。
パースなどの使い方も分かってくるはずです。
写真模写をしてみる
写真模写も基礎でやることですが、まずは透視図法を勉強して簡単な形を取れるようになってからした方が良いでしょう。
簡単な形が取れるようになって写真模写でその物の特徴を勉強するのです。
その物の特徴を考えながら模写してみましょう。
それに写真模写や簡単な形での練習をしていけばある程度色んな角度から自由に描けるようになりますが、やはり資料は大切です。
背景を描く以上、色々なものを描いていかなくてはなりませんよね、
描き慣れているものなんてそんなに多くはないでしょう。
それを全部想像で描くというのは現実的ではありません。
ですので普段から、デジカメなどで撮影して資料を集めるようにしましょう。
携帯のカメラでも大丈夫です。
出来ればレンズ効果も勉強しよう
背景になるとカメラで広角側で撮影することが多くなりがちです。
そうなれば、物の形がゆがみます。
これは広角であれば広角であるほどそうなりやすいです。
逆に望遠レンズだとパースが付きにくくなりますので歪みが少なくなります。
このようにどんなレンズでどのように背景が変わっていくのかを勉強するとかなりためになりますよ。
背景の練習はパースを基本にたくさん練習していくとパース感覚も身についていきます。
背景の学習、頑張ってくださいね!