才能が無い人はイラストが上手くならない?

才能が無い人はイラストが上手くならない?

うーむ、これはイラストを描いている人達の永遠の悩みと言っても過言ではないでしょう。

自分はいっぱい描いているはずなのにもっと上手い人が周りにいる、なんで自分だけはこんなに下手くそなんだろう…
と思ってしまう方も多くいると思います。

それはある意味正しいし、ある意味間違っている。

才能が無い人が正しく無い練習方法で練習しても上手くならないのは当たり前なんですね。

絵が下手なのは、絵の見方が偏っているのでそれを矯正していくのが練習なんです。
それを分かってない人が多すぎます。

ただ描きまくれって言うのは僕から言わせればナンセンスですね。
というか無責任です。

練習法

ではどうすれば上手くなる練習法なのか

それは才能が無い人でも正しい絵の見方を身につけ、正しい練習を行って初めて上手くなっていくんですね。

そう、肝心なのはここです。
正しくない練習をしてもそれは逆効果になっていくんです。

絵に対する悪い偏りをいかに外せるか

絵の悪い部分、癖で合ったり絵の見方であったり、それを理解したうえで練習していくのです。

ではどうやって悪い偏りを外していくのでしょうか?

誰だって絵に対する偏りはあります。無い人は恐らくいないでしょう。

その偏りが良い方向へ向いていれば伸ばせばいいけど、悪い方向へ向いている人は直さなければなりません。

絵が下手な人は下手なりの元があるんですね。
ここを直して初めて手から良いものが出ていくんです。

それでは偏りの外し方について書いていきますね。

絵の偏りの外し方

まず先生の指摘する部分を直していきます。

先生やプロなどの先輩はあなたの弱点や悪い偏りが見えています。

指摘された部分をなおしたら再度先生に見せましょう。

そしてまた指摘されたら直す。
この繰り返しです。

友達に見せるのも手ですが、あいまいな回答になったり、ミスリードもあるかもしれません。出来ればプロに見せる方が良いでしょう。

プロの意見

プロの意見を参考にしよう。
絵に偏りがあるということは自分の中に偏りがあるということですので外部から正しい情報を取り入れていかなければなりません。

例えばデッサンのやり方だったり、影の付け方だったり、考え方だったり。
そういう意見を見ていくのです。
そうすることで知識として自分の絵を変えていくことが出来るようになります。

例えばプロの方のコメントが載っている雑誌やWEBサイトを読んだりすると、その人がどういう考え方でその絵を描いているのかが分かるようになってきます。

そしてそれを自分の絵に落とし込んでいきましょう。

デッサン力

基礎画力であるデッサンを鍛えるということです。

デッサンは目の前にある物を正確に描く事が求められます。

そのためにどう紙に写しとれるかを勉強する事ができます。
そこで物の歪みが生じないよう矯正していくことが可能です。

これは短期間と言うよりは長期間続けていくことで徐々に上達していきます。
なるべく長期間教えてもらえるように別にデッサン教室に通うのもひとつの方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

特に絵が上手い人は自分の実力を的確に把握している傾向にあり、絵が下手な人ほど自分を過大評価する傾向にあります。

それは自分の絵を見た時にフィルターがかかっているからです。
ですので下手な人ほど自分の悪い偏りを把握しづらく認めないことが多いように思います。

そして才能がある人はそういう絵の見方であったり、自分がどのくらいの実力があるのか、それをつかむ能力にたけていると言えます。

まずは第三者の目で自分の作品を見れるようになることが必要です。
ぜひ先生やプロに自分の絵を直してもらいましょう。
教室や学校に通うのがやはり近道ですよ。

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