ステッドラーの水彩色鉛筆 プロ用と子供用を比較してみた。カラトアクェレルvsノリスクラブ STAEDTLER karat aquarell vs STAEDTLER Noris aquarell

STAEDTER

ステッドラーの水彩色鉛筆はかなり有名ですね。

ステッドラーはドイツの有名な筆記具や製図用品メーカーです。

カラトアクェレル

特にプロが使用しているカラトアクェレル(karat aquarell)は使用している人も多いのではないでしょうか。
この水彩色鉛筆は1本220円くらいします。

一般の色鉛筆と比べるとかなり高価な部類に入りますね。

そして今回このカラトアクェレル(karat aquarell)と比較するのは
同じステッドラーのメーカーの下位グレード。
子供が使用するノリスクラブ(Noris aquarell)です。


12本で685円ですのでおよそ60円です。

ノリスアクェレル

ということで今回

ステッドラー カラトアクェレル 1本220円

ステッドラー ノリスクラブ 1本60円
を比べていきたいと思います。

動画はこちらからご覧いただけます。


今回は着彩比較、消しゴム比較、グラデーション比較、イラスト比較をやっていきたいと思います。

今回使用してい紙は
ミューズ ホワイトワトソンパッド 190g A4

マルマン 図案スケッチブック
です。

どちらも凹凸のある紙で色鉛筆は色が乗りやすいです。

着彩比較

はじめに着彩比較
まずはそれぞれ塗っていきます。
今回比較したのは
青色
緑色
黄色
赤色
です。

それぞれを比べてみましょう。


塗りに関してはどちらも差はあまり感じません。

どちらもしっかりと濃く着彩できます。
そして色の傾向もほとんど同じです。

次に水で溶かしてみます。


やはり水の溶け具合も同じような感じに見えます。

消しゴム比較

次に消しゴム比較です。

使用したのはMONOの消しゴム2種類

まずはMONOの消しゴムで消してみました。

次にMONOZeroというスティックタイプの消しゴムで消してみました。

こちらも両者の差はほとんどないですね。

グラデーション

次にグラデーションをかけてみましょう。
青と黄色でグラデーションをかけていきます。

色の混ざり具合もほとんど同じです。
次に水で溶かしてみましょう。

まあ、ここはまったく同じく水で溶かせないので多少の誤差はありますが、
見た感じほとんど同じですね。

最後に軽くリンゴを描いて比べてみましょう。
ササッと書いていきます。

そして水で溶かしていきましょう。

こんな感じになりました。

まとめ

プロ用のカラトアクェレルと子供用のノリスクラブですが、ほとんど差が見受けられませんでした。
特に色の出方や色乗り、水に対しての溶け方など差は感じません。

ただ、色の種類が違ったり、そもそも子供用のノリスクラブはセット販売しかしておらず単品で購入することはできません。
それに対してカラトアクェレルは単品でも販売しているので目的の色は入手しやすいです。

それにしてもノリスクラブのコストパフォーマンスは計りしれませんね。

ファーバーカステルの場合は顕著にプロ用と入門用では差が出たのでこの結果はステッドラー子供用はコストパフォーマンスに優れているとしか言えないでしょう。

自信を持っておすすめできる水彩色鉛筆です。

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