ドット絵について

ドット絵とは

ドット絵の歴史

ドット絵は昔からゲームで使われて来たゲームグラフィックです。
英語ではPixel Art (ピクセルアート)と呼ばれます。

ドット絵はその昔、まだテレビの解像度が低い時代にほぼ全てのゲームで使用されて来ました。
皆さんも存在を聞いたことがあるであろうファミコンもその世代のゲームです。

昔のゲームは解像度が低くドット絵のサイズも小さくて済みました。
8×8ピクセルなんて当たり前のような世界です。
それに16色などの色数の制限などもありました。

これだけ小さいと容量が小さいのでゲームで使用するメモリに余裕が生まれます。
初期のゲームは小さい容量でゲームを動かさなければならなかったのでうってつけだったんですね。

それで昔はどれもドット絵だらけだったのです。

あのスーパーマリオもポケットモンスターもファイナルファンタジーもドラゴンクエストも。
そして当時は数多くの優れたドット絵を作る職人。

いわゆるドッターさんが多くいた時代でもあります。

あのファイナルファンタジーだってスーパーファミコン後期のファイナルファンタジー6なんてとても美しいグラフィックでしたね。

それからプレイステーションの時代に入り3DCGが増えてきてドット絵が少なくなっていきました。

あのファイナルファンタジーも7以降3DCGに移行していきましたし、ストリートファイターはかなりドット絵の期間が長いでしたが、ストリートファイター4からは3DCGに移行していきましたしね。

しかし、そんな中にあっても連綿とドット絵は続いて行きました。
ドット絵って昔からあるものなのでゲーム世代には温かみがあって親しみやすい絵柄なんですね。
ですのでわざとドット絵で作っているものも多くあります。

特にタクティクス系のゲームってドット絵は根強いです。
ファイナルファンタジータクティクス
ディスガイア
サモンナイト
などなどありますね。

そして時代は携帯電話のゲームへ以降していきます。
mixiやGREEなどの会社が勢いを増すのと同時に携帯電話で出来るゲームやネット上で出来るブラウザゲームなどが増えて来ました。

ここでまたドット絵の時代がやって来ます。

そして時代はスマホへ移行していき、スマホゲームに流れが移行していきますが、そこでもだんだんと3DCGやAdobe Illustratorなどで作成するアバターなどが増えてきました。

ゲームの容量も増え、そして画面解像度も増して来たのでこのような形式のグラフィックも扱えるようになって来たのです。

しかし、現在ももちろんドット絵は使われています。
それはスマホアプリももちろんですが、いわゆるプレイステーションなどのコンシューマゲームも同じです。

やはりそこは温かみのあるドット絵を使用するメリットがあるからですね。
もちろんドット絵のファンも多いですし。

これを見ている方もきっとドット絵が好きな人も多いと思います。

ドット絵を描くにはどんなソフトがある?

ドット絵を描くソフトはパソコンで有名なのは
現在ではEDGEというソフト。

EDGE

これ一つで静止画はもちろんのことアニメーションまで作れてしまいます。
レイヤーももちろんありますしアニメーションを作るための機能。
つまり現状のアニメーションを見ながら描く事が出来ます。じつはこれにはアプリ版も存在します。

ドット絵を描くには

ドット絵を描き始めるにはまず立ち絵の元となるアタリ人形を作ります。
ここにまずは完成系である服装や髪型、目などを書き足していきます。
そして立ちポーズが完成しますが、それはただの立ちポーズですね。

そこからはゲームによって変わってきます。
格闘ゲームであれば「構え」が必要になってくるし、クォータービューのタクティクスなドット絵でも「待機」が必要になってきます。
まあ、タクティクス系であれば斜め上から見た立ちポーズで
だけでも良いでしょう。

この「構え」が出来たらアニメーションをつけていきます。
待機モーションや攻撃モーション、そしてやられモーションなどですね。
魔法や必殺技も使えるのであればそれらも制作していく必要があります。

アニメーションの作り方

ドット絵のアニメーションを制作するにはいくつか方法があります。

一つは全て一枚づつ描いて動かすと言うものです。
これは実際のアニメのテレビ番組と同じように一枚一枚静止画を動かしていくというものです。

そして2つめが体のパーツを分解してそれをツールを使って一つに組み上げ、そのパーツを動かして動きをつけると言うものです。
この手法はドット絵ではなくとも今でも多くのゲームで使用されている方法です。

このようにドット絵のアニメーションを作る方法は複数存在します。
ドッターさんはゲーム企業の指定通りに作っていくんです。

ドッターになるには?

ドッターになるにしてもやはり絵の基礎は大切ですし、自分でキャラクターも描けなくてはならないでしょう。

そのためにやはりデッサンを学び人体の構造やバランスを学ばなければなりません。
もちろんパースも学ぶ必要が出てきます。
パースは非常に重要で、クォータービューのドット絵であれば必ず必要になってくるでしょう。

そして、ドット絵自体もやはり絵なので画風も必要になってきます。
自分が目指している企業のドット絵を参考にして自分で描いてみると画像のサイズやドットの色の置き方などを学ぶことができるでしょう。

と、ここまでで静止画自体は描けるのですがアニメーションとなるとまた勉強しなくてはならなくなります。
歩きや走りはもちろんのこと、武器の振り方なども必要です。
幸い武器の振り方は自分で実践しやすいので自分でまずはやってみるのが良いでしょう。

アニメーションはゆっくりなところほどアニメーションの絵の枚数が増えていきます。
そして早いほど絵の枚数は少なくて済みます。

まずは簡単な動作から作成していくのが良いでしょう。

ドッターの就職活動

ドッターの就職活動はやはりほかのゲームの職種と同様にポートフォリオを作成する必要があります。
ドット絵はもちろんのこと、アニメーションなど最低でも10ページは欲しいところです。
それ以外にもキャラクターのデザイン画やモンスターのデザイン画、そして画力を証明するためのデッサン作品が必要になってきます。

キャラクターは出来れば色々なゲームに対応できるように横から見たドット絵や斜め上から見たクォータービューのドット絵などがあると良いですね。
一番は就職しようとしている企業のドット絵に合わせるのが良いです。

出来ればドット絵だけではなく、イラレで作った作品やそれを動かしたアニメーション、ユーザーインターフェースなどの作品があるとなお良いのは言うまでもないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ドット絵と言っても現在ではゲーム画面が高解像度化しているのでそれなりの書き込みも必要になってくると思います。

昔より大変な部分もありますが、やはりドット絵にはドット絵しかない魅力があるのもまた事実でしょう。

現在ではドッターさんは希少ですので、それほど競争率も高くはなりません。
いつも無くなると言われていても結局無くなっていないのでこれからも需要はあると思います。

ただ同時に他のスキルを持つ方が自然ですので、複数の技能の一つとして習得しておいても悪くはないと思います。

ドッターさんを専門に募集しているところもありますからね。

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