iPad版 CLIP STUDIO PAINT EX
写真から写真からLT変換をやってみる。
iPad版はCLIP STUDIO PAINT EX なので写真から線画抽出が出来る機能を備えています。
これはパソコンのCLIP STUDIO PAINT EXでも可能な機能ですがCLIP STUDIO PAINT PROバージョンには搭載されていません。
ですのでiPad版のクリップスタジオペイントでは線画抽出が可能なんです。
では、実際にやってみました。
やり方を解説します
白紙のキャンバスを作ってから左上のメニューから読み込み→カメラ撮影…を選択。
カメラ撮影を選択するとiPadのカメラが起動します。ちなみにキャンバスを開いていないと下記のように使えません。
ここで写真撮影を行うのですが、なるべくなら写真がブレないようしっかりと脇を締めて構えましょう。そして極端に暗いところや明るすぎて白飛びしてしまわないように撮影します。
もちろん今まで撮った写真を使いたいなら、クリスタマーク→フォトライブラリからファイル保存…
写真を読み込みます。
どちらでも構いません。
撮影したり読み込んだりすると写真の画像が開きます。
次にレイヤーからレイヤーのLT変換…を押します。
すると次の画面が開きます
階調化してから抽出
トーンワーク
階調化ONにするとアニメ塗り風になるので塗りがハッキリと別れます。階調化をOFFにすると塗りがなめらかなグラデーションになるのでリアルな仕上がりになります。ここは好みで調整しましょう。
トーンワーク
上の数値はトーンの濃度%
下のノードで濃度を調整していきます。ノードの追加削除も出来ます。
LT変換すると写真が線画抽出されトーンで陰影が付きます。
この時、レイヤーをみてみましょう。
輪郭線
トーン3
トーン2
トーン1
下地
という風にレイヤーが3つに分けられます。
ここで好みに合うようにレイヤーを表示非表示させて仕上がり具合を調整しましょう。
このようにiPad版CLIP STUDIO PAINTでは写真から線画抽出やトーンによる陰影をつけることが可能です。
これはCLIP STUDIO PAINT PROではなくEXバージョンだからこそ可能なものです。
多くの方がパソコンでPRO版を使っていると思いますので、試しにiPad版のCLIP STUDIO PAINT EXを試してみてくださいね。
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