CLIP STUDIO PAINT EX for iPad
CLIP STUDIO PAINTのiPad版が11月8日にリリースされました。
全世界同時リリース。
待ちに待ったCLIP STUDIO PAINT EXのiPad版です。
サイズは454.1MB
互換性はiOS11以降。
もちろん筆圧感知対応。
筆圧対応ペンは
Apple Pencil (iPad Pro用)
Wacom Bamboo Sketch (iPad用)
Wacom Bamboo Fineline 3 (iPad用)
という事です。
もちろんCLIP STUDI PAINTの滑らかな描画は健在。
スラスラと描けます。
Apple PencilでGペンを試してみましたがそこまで遅延は発生しませんでした。
少なくともパソコン版より劣らないと思います。
ちなみに12月20日(水)もでにインストールすると6ヶ月間無料で使用出来ます。
ん?ということは有料なの?という疑問が湧くところ!
てことで料金のところを見てみると
むむぅ!
月額980円との事です。
マジか~!
アプリにしてはちょい、いやかなり高めの価格設定。
仕事として使うなら良いけど趣味としては高いかも知れません。
ちょっと悩みどころです。
5ヶ月間使ったらPROのパソコン版が買えちゃいます。
今回はEX版なのでこの値段も仕方ないかも知れませんね。
EX版はダウンロード版が23000円です。
購入方法
アプリ起動中に[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[CLIP STUDIO PAINTを購入]から[今すぐ申し込み]をタップしご購入手続きを完了した方のみとのこと。
左上のマークをタップ、そしてCLIP STUDIO PAINT を購入をタップ
すると上記の案内が出てきます。途中解約可能ということです。
趣味では無料版で良いかも知れませんね。
ちなみに
キャンバスの保存や各種ファイル形式へ書き出すにはアプリ内課金が必要です。とのこと。
しかし、今は無料!
早速ダウンロードしましょう!
これが全体のインターフェイスです。
各種メニュー
ファイル
新規や保存などもちろんですが、書き出しなどに対応。また、iPadの内部データを読み込むことも出来ます。
編集
よく使う編集メニュー画面
取消ややり直しももちろん可能。
よく使う色調補正、変形、画像解像度を変更ももちろん搭載。
レイヤー
新規ラスターレイヤーはもとより。
色調補正レイヤーや新規レイヤーフォルダー、レイヤーマスクなどもあり充実しています。
選択範囲
表示
ズームイン・ズームアウトはもちろんですが、回転反転表示も可能です。
表示
各種ウィンドウを呼び出すことが出来ます。
さて気になるブラシですが、iPad版でもwindows版と遜色なくブラシが揃っています。
ペンやマーカー
鉛筆やパステル
水彩、油彩、筆など
消しゴム
塗りつぶし
色混ぜ
定規
テキスト
線修正
エアブラシ
など、これは素晴らしいですね。
そして気になるレイヤーもやはり充実しています。
クリッピングマスク、そしてレイヤー効果も使えます。
そしてラスタ系のレイヤー、ベクタ系のレイヤーも使用可能。
とりあえず気になる機能は揃っていてほぼパソコン版に近いですね。
そしてショートカットですが、右側の画面をスワイプするとエッジキーボードが出てきます。
これでパソコンで開いていた作業がiPadで出来るなんて、ますますiPadを買う理由が出来てしまいましたね。
これで仕事iPadで仕事も出来るようになるかも知れません。
動作対象端末
高解像度のイラスト・漫画など
・2017年版 iPad Pro 12.9inch iPad Pro10.5inch
・2015年版の iPad Pro 12.9inch
標準的なサイズのイラスト
・iPad Pro 9.7 inch
・iPad (5th)
・iPad Air 2
WEB用のイラスト
iOS11が動作するiPad
とのこと
やはり本格的なイラストや漫画作成を行うならiPad Pro 12.9インチやiPad Pro10.5インチが必要とのことですね。
さすがにメモリ2GBのiPad Pro 9.7インチは若干ランクが下がるようです。
さすがにメモリ4GBのiPad Pro 12.9インチやiPad Pro10.5インチにはかなわないみたいです。
もし本格的にやるなら最上位機種を買うのが賢明ですね。
CLIP STUDIO PAINTとは
CLIP STUDIO PAINTは主にパソコンで絵を描くためにセルシスが開発したペイントソフト。
古くはイラストスタジオやコミックスタジオが出ていましたが、今は統合されCLIP STUDIO PAINTとして発売されています。
ちなみにパソコン版は3種類出ていて
などが出ています。
今現在出ているイラスト作成のペイント系ソフトの中ではシェアは圧倒的でイラストを制作する機能が充実しています。
例えばブラシもペンやマーカー、鉛筆、そしてアナログ系画材、パステルや水彩、油彩、墨など幅広いブラシがあります。
今のイラスト作成のスタンダードソフトと言っても過言ではないでしょう。
パソコンを持っている人はまずは無料版を試してみましょう。
そして今回のiPad版は最上級バージョンのCLIP STUDIO PAINT EXということになり、イラストだけではなく複数枚の漫画作成も可能です。
まとめ