画像生成AIによるイラスト制作の変化について

 

最近は画像生成AIで簡単にイラスト生成ができる時代になりましたね。
またAIイラスト使用による反対運動やそれによるイベント等の中止なども話題になりました。
一昔前までは想像できないような出来事がAIによりどんどん増えてきましたね。

まあ、9年前にレンブラント風の絵をAIが描いていましたので来るべくして来たということだとは私は思っています。

さて、今回はAIイラストはイラスト制作にどのような影響を与えていくのかをテーマに考えてみたいと思います。


現在の画像生成AI

まず現在主流のAIイラスト生成ではやはりStable DiffusionやNovel AI、Midjourney,にじジャーニー、Adobe Firefly、Bing Image Creatorなどがあります。

AI AI
特にStable Diffusionは無料で使用できることもあり、かなりユーザー数が多いですね。

このAIイラスト、プロンプトと呼ばれる命令文を入力するだけでもかなり高品質なイラストを生成することができます。

解像度にもよりますが、数分で画像ができちゃうんですね。
ただ、やはり微妙なものもできてしまうので何回も画像生成しないといけなかったり、まだ手足などがおかしくなったり、A1やA2のプリントの場合解像度が足りないなどの問題もあります。

 

画像生成AIはまだまだ

さてこのような状況で手描きによるイラスト制作陣は戦々恐々としている方も多いかもしれません。
やはり私も最初はとうとうAIがイラスト描ける時代になっちゃったかーという感じでした。

しかし、現状をよく見てみるとあまりその影響は大きくなってはいないようですね。

広告などで画像生成AIを使用しているところもありますが、主流にはなっていないようです。

ただ、やはりゲーム会社では使用されていく技術だと思っています。
特にAdobe Fireflyなどの著作権の責任を取ってくれるAI生成サービスであればなおさらでしょう。

 

特にテクスチャなど今まではPhotoshopのフィルターや写真、手描きなどで対応していましたが、今後はAI画像生成が加わるといった感じでしょう。

またアイデア出しなどは今までは画像検索や自分で撮影した写真などを参考にしていた部分が多いですが、現在ではAI生成でアイデア出しをしている方も多くなっています。

このようにAI画像生成はゲーム制作、そしてイラスト制作にも大きな影響を与えてきている現状があるでしょう。

 


手描きにこだわる派とAIイラストも広く取り入れようとする派が別れてきている

 

画像生成AIを使わない派

現在の状況を見てみると絶対に画像生成AIを使わないという方も多いようです。
特にAIイラストの学習に色々な絵師の絵が使われていることが原因で受け入れられないという方もいらっしゃいます。
そういう方はやはり手描きにこだわって制作していますよね。
手描きであるという証拠のメイキング動画を残している方もいらっしゃいますね。

 

AIイラストも広く取り入れようとする派

対してAIイラストに拒否感がなく、取り入れていこうという方もいらっしゃいます。
AIイラストをアイデア出しに使ったりすることもできますし、色味などを参考することもできるでしょう。
最近では線画も制作してくれるようにもなりました。

このようにAI画像生成を取り入れていく派も出てきているという感じです。もちろん、これは人それぞれですので個人個人で判断していくことだと思います。


手描きイラストの魅力

やはり手描きイラストには手描きイラストの魅力があります。

まず認められやすいということがあげられます。
手描きイラストはやはり制作する難易度が高く、練習する時間も年単位で必要になります。
いわゆる職人芸でもあるわけです。ですのでそれだけ手描きができればそれだけで認めてもらえる可能性も高いです。

特に手描きで売れたようなイラストレーターであれば手描きのイラストレーターということでファンになっている方が多いと思います。

また手描きだとやはり描いていて楽しいというのもあるでしょう。
手描きだとデジタルだけではなくアナログ画材で描けるのも魅力です。
鉛筆やコピックで描いているとそれだけでも楽しいですよね。

そういう魅力が手描きイラストにはあります。


では今後どうしたらいいのでしょうか?

やはり将来どうしていきたいのかっていうのは、描き始める方にとっては最初に考えておきたいところだと思います。
手描きイラストレーターとして活躍したいのか
趣味として手描きイラストを描いていきたいのか
画像生成AIなど使えるものは使ってより高みを目指したいのか
などなど

個人個人によってそのイラスト制作の楽しみ方は変わっていくことだと思います。

いずれにせよ、将来仕事にしたいのであれば現状を確認しつつ自分のやるべきことをやっていく姿勢が必要だと思います。
また特に趣味で手描きイラストをやっていきたいのであれば特に気にせずに手描きでやっていけば良いでしょう。

ここは人それぞれですね。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はAIイラストがイラスト制作にどのように影響していくのかというテーマ第一段でした。
今後も画像生成AIは増えていくと思いますので第2段、3段と書いていこうと思います。

画像生成AIは人により使う人と、使わない人に分かれやすい傾向はあるようです。
特に拒否反応がある方は特に使う必要はなく、自分のペースで描き続けていけば良いでしょう。
特に趣味であれば問題はありませんし、仕事だとしても今後手描きイラストがなくなる未来は想像できません。

画像生成AIを使用してみたいというニーズもあるにはあります。
そういう方はまずは無料で使用できるBing Image Creatorなどを試しに使用しても良いとお思います。
これは個人個人でしっかりと勉強して判断していけば良いと思います。

 

 

 

 

 

 

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