カメラの画角って聞いたことあるかな?
画角っていうのはカメラのレンズの見え方の指標です。
カメラに詳しくない人はちんぷんかんぷんかな
例えば望遠鏡をのぞくとずっと遠い所を引き寄せてみることが出来るよね。
人間の目では不可能ですが、レンズによってああいう見え方になるんですね。
つまりカメラにつけるレンズによって見え方が全然変わってくるんです。
広角レンズ
例えば広角レンズ。
コウカクレンズって読むんだけど、この広角レンズは広い範囲を映すときによく使用されます。
例えばこんな写真。
人間の目ではさすがに無理がある画角です。
魚眼レンズもこの広角レンズの仲間の一つなんだ。
標準レンズ
次に標準レンズ。
これは人間が見ている見え方に近いレンズのこと。
こういう写真だけど。
望遠レンズ
そして望遠レンズ
これは望遠鏡を使ったような、遠くを見ているような画角。
映る範囲は標準レンズより狭くなります。
広角レンズは焦点距離35㎜以下
例えば24㎜とか16㎜とかになるとかなり広角になるんだ。
標準レンズだと35㎜~65㎜くらい
一番標準レンズだといわれているのが50㎜。これが基本になっているんだ。
そして望遠レンズ70mm以上が望遠レンズにあたるんだ。
つまりイラストでもこの画角の使い分けが重要になってくる。
それぞれのいい部分をイラストに活かしてあげるといいよ。
まあ、基本的に若い人は広角好きな人が多く年を取るにつれて望遠側が好きな人が多くなるかな。
背景を細かく描くことが出来る広角レンズ
長所としては広い範囲を移すのでいっぱい背景が入るので描き込める。
または状況の説明もできるね。
そしてパースが付きやすくなるからそれを活かした描き方もできる。
欠点としては主題の面積が小さくなりがちになるので伝えたいことをバシッと伝えるのが苦手なこと。
あとパースのゆがみが出やすいことだね。
標準レンズ
最も人の見え方に近いので多用しても違和感なく見ることが出来る
そして望遠レンズ
長所としては主題を大きく映しこむことが出来るのと背景があまり映らないので伝えたいことがバシッと伝わるんだ。
また、映画とかでも多用されるので画面の圧縮効果を活かしたかっこいい画作りもできる。
ただ、これはかなりセンスが必要になってくる分難しいんだね。
僕はよくキャラクターの感情とかを表現するときに使うようにしているんだ。
欠点はセンスがないと使いこなすことが難しい。
広い範囲は映しこむことができない。
ということかな。
実際ポートレートでも使用されているので人物を表現するときには適しているといえる。
パースが付きにくいからゆがみも少ないんだ。
ということでレンズの話をいろいろとしましたが、レンズの効果はもちろんこれだけではない。
色々と勉強していこう!