【書評】Adobe Potoshop オート機能完全攻略レビュー

Adobe Potoshop オート機能完全攻略レビュー

今回、この本、Adobe Photoshop オート機能完全攻略を読みました。
面白かったですので紹介したいと思います。

最近ではPhotoshopで写真加工、そしてイラストに応用するやり方も多くなってきましたね。
このAdobe Potoshop オート機能完全攻略はカメラで撮影された写真を、オート機能を使って編集するための本です。

その点では今までのAdobe Potoshopでの写真加工本は星の数ほどありますが、この本は少し違いました。

この本を読む時の4つポイント

1.最新のPotoshop CS6の機能が簡単に理解できる。

まず、この本はPotoshop CS6の紹介から始まります。
特にCS6で追加されている、もしくは強化されている機能です。

1.【自動保存】

イラストを書いていて、ある時強制終了なんて話、よくありますよね。
私もかつて仕事で経験しました。

着彩をしていたところいきなり強制終了し、作業時間2時間が無駄になりました。
とても悲しかったのですが、気を取り直し、作業を再開したことを思い出します。
このような悲劇が新しいPhotoshopでは自動で回避されます!

保存されている間も作業ができちゃいます。
その他にもレンズ補正など写真家にとっては必須の機能も解説されています。

2.「コンテンツに応じる」

PhotoshopCS4以降に登場したこの機能。
Photoshopが画像の中の主たる物を見分け、自動的に補正してくれるものです。
例えば拡大縮小、ただ、拡大縮小をすると、全部が全部、キャラも空も拡大縮小されてしまいます。

それがこの機能を使うと、Potoshopがキャラを認識し、それを避けて拡大縮小をかけてくれたりします。
この他にも、スタンプツールや移動ツールもあり、自動でここまでやってくれていいの!?と思います。

仕事でもこのスタンプツールや移動ツールは重宝しますしね。

3.被写界深度の違う画像を合成してパンフォーカスな画像に

これはちょっと驚きました。

被写界深度の浅い写真ではピントがあっているところはしっかり写りますが、あっていないところはぼけてしまいます。

そこが写真の良い所なのですが、仕事によってはパンフォーカス、つまりすべてにピントを合わせる必要が出てくる場合があるはず、そんな時に使える機能です。
もちろんオート機能でちょちょいとPhotoshospがやっちゃってくれます^ ^

4.Photoshopの目立たない機能も使いこなす。

自動処理で忘れてはいけないのが「バッチ処理」機能、複数のファイルを一括で処理できる使い方によって超強力な機能です。
単純だけど、ひとつひとつ自分でやっていたらきりがない作業をPhotoshopがやってくれます。

この他にも普段は使わないような、機能も解説していてとても勉強になる本でした。
特にイラストに写真素材を使ったりする場合には非常に役に立つと思います。

まとめ

Photoshopの最新機能、その中でもオート機能にこだわった本です。
仕事を効率化したり、より使いこなしたい人には絶対オススメです。

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