海を描こうと思うけどどんな感じだか良く分からない。こまったぞ。
そうだ、Google先生に資料の画像を出してもらおう。
という感じですぐに検索してそれを参考に描いてしまうということが良くあるのではないでしょうか。
目次
検索エンジンで画像を探す
絵を描くときに困るのが資料をどうやって探すのかということです。
そこで検索エンジンで画像を探すということをやると思います。
これってかなり便利な機能でだいたい思い描いた資料などがあります。
ただ、最近の人たちは検索エンジンに頼りすぎて同じような価値観でしか描くことが出来ないという状況に陥ることが多いです。
同じような画像ばかりでイメージが固定化されている。
検索すると当然ながら同じ画像が順番に表示されます。
つまりみんな同じ画像を見て描いているという状況になりやすいわけです。
例えば海というキーワードで画像検索をかけると同じ海の画像がみんなに表示されることになります。
これを見て描けば同じような表現になりがちになってしまうし、生で体験しているわけではないので臨場感という点が足りなくなってしまいます。
例えば山奥に住んでいて海をあまり見たことが無い人が画像だけを見て海を描いているようなものです。
別に山奥に住んでいる人をディスっているわけではありません。
もちろん山奥に住んでいる人は山やそこにある自然などよりリアリティに描くことが出来るのですから。
つまり実際に体験したことのある物だとかなり応用が効くことになります。
例えば自然ですが
自然というのは刻々と変化しています。
写真というのはその一部を切り取ったものに過ぎないのです。
これを考えないでただ1枚の画像からそれらしく描くというのだけではリアリティに欠けるというのは分かると思います。
海の近くに住んでいたり、海をよく見に行く人がいればわかるとは思いますが、
海というのはその天候によってかなり色が変化します。
緑色になったり赤色になったり、黒色になったり青色になったりと
かなり変化が激しいです。
これは実際に海を見に行かないと分からないことです。
そして空もかなり変化が激しいです。
雲の形も様々に変化するし、太陽が見えているかどうかでも激しく影や光が変化します。
ですので実際にこういうことを体験すると描く作品の幅が広がっていくし、よりリアリティのある風景を描くことが可能です。
そしてそのバリエーションもかなり豊富に頭の中にストックされますので応用も効きます。
このように実物を見るというのはかなり効果的なんですね。
これはもちろん海だけではなくあらゆるものに当てはまります。
山でも川でも人工物でも同じことです。
特に自然物は色々な顔を見せてくれるので面白いですよ。
実物を見に行くついでに資料を集めよう。
で、検索するということは資料がないわけです。
ですので、自分で実物を見に行ってそこで自然を観察してカメラに収めるのが良い方法です。
それを取材と言ったりします。
取材へ行こう。
カメラを持って取材に行きましょう。
これは絵を描く人であればなるべくやってもらいたい作業です。
実際に描くものを観察しに行くのです。
海を見に行くのも良いですし、空を季節ごとに観察していくのも面白いです。
またその移動中にも撮影するものはいっぱいあります。
木であったりバス停の周りの様子であったりですね。
こういうのをカメラに収めていくと良いですね。
お金かかるじゃん!
取材に行くのにお金がかかるし一眼レフを買うのもお金がかかるという反論があると思います。
確かに取材はタダでは行けません。
ちょっと電車やバスで移動すると数千円とかかかると思います。
一眼レフも安くはありません。
レンズとボディで6万円とか最低でもかかってきます。
しかし、一眼レフであれば様々なものを撮ることも出来て長い間使うことも出来るので最終的には安くつくと思います。
また取材費もかかりますが、それで自分実力を上げればそれが作品に反映されて自分の強みになっていくので後々お得になっていくと思います。
自分だけの資料集を作るのにおすすめなツール
Googlephoto
Googleが提供している写真保存サービスです。
また静止画だけではなく、動画も保存できるのも良いですね。
以前は無料でしたが、現在はGoogleドライブの容量を消費します。
そしてアルバムとしてテーマごとに分けて管理することも出来ます。
例えば「海」とか「空」とか「山」という風に
分けることが可能です。
とりあえず集めた資料はアップしておくとバックアップにもなるし、ネットさえあれば必要な時に引き出すことが可能です。
写真加工ツールの
Photoshop lightroom
写真のRAW現像や写真の加工が出来るソフトです。
Photoshopがあれば同じような作業は出来ます。
また写真や色の方族などの基礎知識も使っていけば学ぶことが出来ます。
今では一眼レフではなくてコンデジもおすすめ
一眼レフだと普段用にはちとボディとレンズが大きいのが難点ですね。
しかし、今は1インチコンデジなど高画質なコンデジも数多く出ています。
そういったものを購入するのも手です。
まとめ
資料は自分の足で探しに行くべし。
そうすると自然の臨場感を体感することが出来て感覚的に理解できるようになります。
そしてそれを自分でカメラで撮影してオリジナルの資料を作りましょう。
それにはいろいろなところに出向いて取材するのがおすすめです。
私も海外に行って海や街や食事など幅広く撮影しています。
出来れば高画質な一眼レフや普段持ち運びやすい高画質コンデジがおすすめです。
ぜひ色んな資料を集めに外出しましょう。