絵の投資について

絵の投資について

投資というとお金をかけるということですが、果たして皆さんは何にお金をかけているのでしょうか?

よくあるのが機材、つまりパソコンや液タブなんてこともあるでしょうし、参考書などの技術系かも知れません。

よくあるのが機材と技術どっちにお金をかけたほうが良いのか?
ということ。

機材

やはりイラストを学ぶ人にとっては大きい液晶ペンタブレットや超高性能パソコンなどの機材にあこがれを持つ人も多いでしょう。
それに対して技術はコツコツ努力していかなければ身に付かないものです。

多くの人にとって何に重点を置くかというと
やはり機材に多くの資産を費やす人が多いでしょう。

しかし、絵は本来紙と鉛筆さえあれば描けるものでいかに高級な機材を導入したからと言って描いている絵が大きく変わることはありません。

それはそうです。
機材は道具なのでそれを扱う人の実力に大きく影響されるのです。
高級な機材を買ったのだから今日からプロ。
というわけにはいかないでしょう。

投資するならどっち?

投資するなら機材と絵の実力を上げてくれるものどちらに投資するべきでしょうか?
答えはいわずもがなです。

絵は技術です。
そのためにはいろいろなことを行わなければなりません。
日々の練習。
参考書の購入。
絵を学ぶ。

これはどんな高級機材を買う事よりも多くの時間が必要になります。
ですので絵が上手くなりたければ高級機材よりもこういった技術を高めることに投資しなければならないのです。

投資するには

パソコン

パソコンはだいたい4年が寿命といわれています。
だいたい4年すれば新しいのが欲しくなってもきます。
ですがあまりにも安すぎるのも問題です。
中程度のパソコンの能力があれば十分でしょう。
メモリは最低8GBあれば絵が描けます。

液タブ

液タブなどはかなり高い機材の一つです。
しかし、実際に絵を描く部分なのでここを疎かにすることは出来ません。
ここはパソコンよりも力を入れても良い部分です。

しかし、やはり液晶液タブと言っても機材なので割と早く新製品が出てきますので新しいのが出てくると欲しくなってしまいます。
しかし新商品が出たからといって買い換えていくのは難しいかもしれません。
ですので自分に馴染む製品を見つけてそれを長く使って行くのが良い方法です。
道具は慣れも必要ですからね。

技術

参考書を買う

参考書を買うのも良い投資の一つです。
参考書には今まで先人たちが培ってきた技術を学ぶことが出来るので読まないより読んだ方がためになるのは当然です。

添削をしてもらう

絵の先生や絵が得意な人に添削をしてもらうのも良いでしょう。
参考書だけでは知識を学ぶことは出来ても誰かが自分の絵を評価して修正してもらうことは出来ません。
絵の上達過程では
学ぶ→間違った所を認識する→修正する
というのを繰り返し行う必要があるのです。
添削してもらうのは間違ったところを認識する必要があるからですね。

レッスンを受ける

学校やオンラインレッスンで実際に先生に教えてもらうというのも良い方法です。
実際に先生から知識を教えてもらうのと同時に絵を描いていきます。
間違ったら先生が指摘して修正していきます。
これは先ほど書いた
学ぶ→間違った所を認識する→修正する
という一連の流れが出来ているんですね。
ですので絵を成長させるには効率的な環境が揃っているんですね。

資料集

資料集は絵を描くときに参考にするものですが、練習にも使用できます。
人体や背景など様々な資料集があります。
人体であれば色んな動きや格好、角度を練習するのに適していますね。

画集

画集を買うのも良いです。
好きな絵師さんの絵を学ぶのには画集を買うなどしてその絵師さんの絵を集める必要があります。
もちろん観賞用というよりは練習用です。

好きな絵師さんの絵を参考にして絵を描いて練習していきましょう。
自分の好きな絵師さんであれば成長も早いですからね。

投資に見えて実は浪費

投資はその人の技術を成長させるためのものです。
逆にそれにお金を使うことで時間を奪われてしまうものもあります。

ゲーム

意外ですが、ゲームは浪費になる可能性がかなりあります。
私もゲームが好きです。それが刺激や絵を描くモチベーションになれば良いのですが、場合によっては時間だけを浪費してしまいます。
私も経験がありますが、一日中ゲームをして過ごしてしまうんですね。
そうすると絵を描くどころか何も成長につながらない時間が出来てしまうわけです。

この他には

テレビ

テレビも浪費の代表格だと言われています。
だいたい皆さんどれくらいの時間をテレビに費やしているでしょうか?
3時間?5時間?
テレビは目的のものを見るのであれば効果的です。
好きなアニメやニュースなどですね。
ですが、娯楽などで時間を浪費してしまうとそれは投資とは逆の効果になってしまいます。

例えば2時間娯楽番組を見ると1か月で60時間、それが1年だと720時間。
つまり30日分になります。

およそ1か月ですね。
つまり1か月分も絵を描く時間を失うことになっているのかも知れません、、、
恐ろしいことです。

スマホ

スマホを購入して時間をSNSで消費してしまったりですね。
ついついスマホを見続けてしまったりユーチューブを見続けてしまったりです。
それで気づいたら一日終わっていたなんてことも、、、

まとめ

いかがでしたでしょうか。
絵に対して投資をするにはいろいろな方法がありますね。
投資は絵を学ぶためには避けて通ることは出来ません。
もし投資をしないのであればその習得には膨大な時間を要することになるでしょう。

ですが、やはりお金も使える範囲が限られる場合もあります。
その場合にはなにが自分にとって効率的なお金や時間の使い道なのかしっかり考えてから使いましょう。

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