絵を描く時間が無い?

絵を描く時間が無い?

絵の才能のひとつに考え方があります。
考え方はその人の絵描きの人生を左右すると言っても過言ではありません。
考え方次第によって描くものが変わってくるからです。

今回はそんな考え方のひとつ
時間について書いてみます。

まずは自分に時間を使おう

まずは自分に時間を使うというのは非常に重要な考え方です。
どういうことかと言うと
どうしても日々時間に追われて生活している人は多くいると思います。
学校に行ったり、会社に行って働いたりしなければならないでしょう。

では、まず自分に時間を使うのはどういうことかというと
例えば友人に誘われたらみなさんはどうでしょう。


これからカラオケに行こうぜ!
であったり
これからマックにみんなで行くんだけどお前も行かないか?
であったり
新作のゲームが出たんだ、お前もやれよ
なんて友人からの誘いは多くあると思います。

もちろん誘われればうれしいものですし、友人の誘いはなかなか断ることが出来ません。
ついていって結局3時間、4時間遊んでしまうことは多いでしょう。
そしてこの時間を絵を描く時間に使えばよかったと後あから思う人もいると思います。

または
今日は面白い芸人がテレビに出るから見る。
などバラエティー番組についつい時間を費やしてしまったりします。

気づいたらもう寝る時間か…
となってしまいます。

つまり自分の時間を絵に使うよりも先に友人と遊んだりテレビを見たりする時間に使う人が多いんですね。

それが悪いとは言わないですが、絵を描くということにおいてはマイナスになってきます。

そういう突発的なイベントに常に参加していると絵を描く時間が必然的に無くなってしまいます。

ですのでまずは絵を描く時間を先に確保する必要が出てくるのです。

一日の作業時間を最初に決めよう

最初に自分は何時間絵を描く時間を確保できるのかを考えよう。

それは2時間でも3時間でも構いません。
特に時間がある人は5時間以上あればなお良いでしょう。

スケジュール帳を活用するのがおすすめの方法です。

まずはその時間をあらかじめ押さえておくのです。
例えば学校から帰ってから絵を描く。
夕食を食べ終わったら7時から10時まで描く、などなど最初から時間を押さえておくのです。

そうすれば無理やり絵を描く時間を確保することが出来ます。

絵が上手い人たちはやはり絵を描く時間も膨大です。
それは日々の積み重ねによって達成されているのです。

一見活躍している人たちや絵が上手い人たちは華やかに見えます。
でも実は裏で多くの時間を費やしてきたのです。

その成果が仕事であったりpixivであったりするのです。

時間はとても大切

おそらく絵を描く時間を確保するということは多くのことを諦めなければならないのです。
友人と遊ぶ時間であったり、テレビを見て和む時間であったりします。
またゲームも長時間出来ないでしょう。

しかし、絵を上達させたいのであればそこに多くの時間を費やしなければならないのです。

無駄な時間を書き出してみる

無駄な時間に時間を費やしている暇はないはずです。

上手い人たちは今この時も絵を描いて上達しているのです。
そういう人たちと競うのであれば自分も絵に時間を使わなければならないのです。

そのためには無駄な時間をいかに省いていくかが必要になってきます。
果たして自分の無駄な時間は何でしょう?

よくありがちな無駄な時間

ゲーム

最近ではスマホなどのゲームが多く登場しています。
通学や通勤などの電車内では誰かしらゲームをやっているのではないでしょうか。
しかし、このゲームは多くの時間を奪っているのです。
最初はスキマ時間だけでやっていても、そのうち時間があればやってしまうようになる人は多いです。
さらに課金まですれば時間もお金もどんどん消費してしまうのです。

私も多くの学生を教えてきましたが、このゲームに熱中している人たちは成長が遅いです。
なるべくゲームの時間は使わないようにした方が良いでしょう。

SNS

多くの人がこのSNSに多くの時間を費やしています。
FacebookやTwitterなどです。
全てこれらをシャットダウンすることは難しいですが、あまりに時間を使うようであれば注意する必要があります。

なかには中毒にまでなっている人も多いのです。
こういうものに時間を使うのであれば絵を描いた方が良いでしょう。

テレビ

テレビも見たいアニメや番組程度であれば問題ありません。
しかし、何にも身にならないような番組をダラダラ見るのは感心しません。
特にバラエティー番組では確かに面白いですが見ていても絵は少しも上達しないでしょう。
こういう番組は気づいたら2時間、3時間過ぎてしまっているものです。
この時間を絵を描くことに使っていればどれだけ上達出来たでしょうか。
もったいないですね。

削ってはいけない時間

とはいえ、なんでも削れば良いものではありません。
削っては生活が成り立たないものはやはり重視する必要があります。

睡眠時間

睡眠時間を確保しなければせっかく絵を勉強しても定着しません。
睡眠中に覚えたことは定着されるのです。
それに睡眠不足でぼんやりした状態で絵を描くよりもしっかり睡眠を取ってシャキッとした頭で絵を描いた方が覚えも良くなります。

食べる時間

健康のためにも良いものを食べましょう。
それに食事をとらないで作業しているとお母さんに怒られます。

勉強時間

学校の勉強や会社の業務の勉強は自分の将来の仕事に直結するために削るわけにはいかないでしょう。
いかがでしたでしょうか。

まとめ

確かに絵を描く時間を増やせば友人と話す内容であったり、付き合いが減ってしまうことは否めません。

そういうことが絵より大切であればそうするも私は構わないと思います。

しかし、絵をもっと上手くしたいのであればこういう時間は減らしていかなければなりません。

やはり何も犠牲なしに上達できるほど甘くはないのです。

スポーツ選手も幼少のころから多くの時間を練習に費やしています。
絵描きも例外ではないのです。

技術はやはり時間をどれだけ使えるかによって成長度合いが変わるのは確かです。

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