絵のプロになるために多くの方が絵の練習や作品制作に明け暮れていますね。
そしてその競争もかなり激しいというのは周知の事実です。
やはり人気商売なだけあってなりたい人というのは多いものです。
私も専門の学校で教えていましたし、実際に私も練習生であったときはやはりかなりの競争がありました。
ですのでその大変さを身に染みて分かっています。
そして今日はその競争を勝ち抜くために捨てるもの4つを厳選してみました。
多くの方はこれを捨てることはできないと思います。特に若い方であれば学生気分が抜けていないのでなおさらでしょう。
ですのでこれが出来るとかなり差をつけることが出来ます。
ではいってみましょう。
絵のプロになるために捨てるべき4つのモノ
趣味
絵を習得してさらにプロになるために最も必要なものは時間です。
時間が無いことには絵を習得することは不可能と言っても過言ではないでしょう。
そのためにプロになるまでに趣味を制限していく必要が出てきます。
私の場合小学生や中学生の時にはゲームが大好きでしたので新作が出るたびに一日中テレビの前でゲームをしていました。
しかし、それだと絵を描く時間ってほとんど無くなるわけです。
それだと当然プロになることは難しいですよね。
絵を描かずにプロになることはできません。
私の場合だと絵を描くと決めてから新作のゲーム機も買わずにひたすら絵を描いていました。
あまり時間を取られないゲーセンぐらいまでに抑えました。
それにテレビを見る時間すら惜しかったのでテレビすら持たない生活を15年くらい送っています。
最近の若者の動向を見るとやはりSNSやソーシャルゲームハマっている人が多いですね。
ですのでこういう時間食いの趣味は改める必要が出てきます。
無駄な出費
割と多いのがこの無駄な出費をしているということです。
特に固定費が多いですね。
私が今まで見た人では練習生なのに車を所有していたり、ソーシャルゲームに多くのお金を費やしたりしている人を見てきました。
私の場合は練習生時代はもとよりあまりお金がなかったこともあり、車はありませんでした。
それに廉価版のPhotoshopを購入したりしていました。
社会人時代でもお弁当を作ったりとかなり節約していましたね。
そのおかげで独立するときには400万円くらい貯金出来ていました。
お金を節約すればその分、独立する際にも役に立つし、機材の購入や学習にも充てることができます。
無駄な見栄や自信
自信を持つことは良いことです。
それは常に自分を肯定的にとらえなければ将来の可能性すらなくなってしまいますし、自分の能力をフルに生かすためにはある程度の自信は潜在能力を引き出すためにも必要です。
しかし、間違っている方向に自信があるとそれは逆効果になってしまいます。
例えば師匠の言うことに
でも
という口癖の方がいます。自分の意見があるのは分かります。
しかしまずは自分の意見は置いておいてまずは師匠の言うことを信じてみるべきです。
師匠と練習生ではやはり経験の量が違いますし、同じものを見ていても実際にプロとアマチュアでは違うものが見えているのです。
ですので練習生にはちょっと違うんじゃないか。
と思ってしまいがちで、でも、と反論してしまいがちですが、それはいったん脇に置いておくと良いと思います。
そしてまずはやってみるのです。
そうすると師匠の言う意味がだんだんと分かってくるでしょう。
判断
絵のプロになるために捨てるものの中に選択があります。
選択とはいちいち頭で考えて判断を下していることです。
例えば
スティーブジョブズは同じデザインの服を毎日着まわしていました。
これは毎日同じ服のコーディネートにすることによっていちいち考えて判断する回数を減らしているのですね。
自分の頭の中で考えられる量が決まっていたとして、そんなくだらないことのために自分の思考を使うってもったいないですよね。
そういうものに思考を使うなら絵のためにその思考を使った方が賢明です。
そのために出来ることって多いと思います。
例えば
・毎日必ず絵を描く時間を固定する。
・着る服のルーティンを固定する。
・食事を作ってくれる人がいるなら全部任せる。
私の場合は普段着は簡単な短パンとシャツで過ごしています。
どれも組み合わせ出来るのでいちいち判断して着たりしないようにしています。
このようにいちいち判断することを極力減らしていきます。
そうするともっと将来に役に立つことに時間を充てることが出来るようになりますよ。
まとめ
このように絵描きのプロになるためには捨てるべきものが多くあります。
そして大抵の人がこれを捨てられないので、無駄な時間や出費がずるずると続いているという状態の人が多いですね。
プロになるというのはかなり大変ですし、修業期間も必要になります。
修業しているのに娯楽に興じている場合ではないでしょう。
まずは絵の技術を高めるために思考、そして時間を充ててプロを目指していってみてくださいね。