絵描きは毎日描くことによって見えてくる世界がある

イラストを学びはじめる人たちにとって何が一番不安かというと
それはこのまま描いていって本当に上達するのかどうか
ということだと思います。

こんなことしている時間があったら他のことに時間を費やしたほうが良いのではないか。
果たして自分がやっている行為に意味はあるのか。
考えれば考えるほどそのドツボにはまっていってしまいます。

これは学ぶ人たち全員に当てはまるというぐらい全員が悩んでいるテーマでしょう。
私が出会ってきた練習生の方達の多くがこういった悩みを持っています。

ぶっちゃけ上手くなるかというのはやはりその環境が大きく影響してきます。
関わる人によっても大きく変わってくるでしょう。
しかし、一番大切なのはやはりこれです。

見えてくる世界

絵が上手くなるには毎日ひたすら描いていく、そういうことが絵描きの間でまことしやかにささやかれています。
おそらくみなさんもよく耳にすることでしょう。

では実際のところはどういうことかと言うと。
やはりそれは大きく影響してきます。

質と量の関係

練習したり、作品を製作する時。
質と量ってどちらが大切か、という疑問が普段描いていると思うことの一つではないでしょうか?
私もこのバランスを取るのに苦労しています。
一つの作品にこだわりすぎると大きく時間をその作品に費やしてしまうことが多くなってしまいます。

確かに質は大切です。

ただ、質にこだわりすぎて筆が進まなかったりするのは大きな問題です。
それは質にこだわりすぎて
量と質のバランスが崩れている証拠です。
筆が進まないと量は増えていかないのである程度出来たら次の作品を作り始めたりして量をこなすことも意識してみる必要があります。

量は毎日コツコツ描くことによって増えてきます。

絵を描く量は裏切りません。
確実に日々進歩していきます。
その成果は質に表れてきます。

つまり、量はいつか質に変わるのです。
これを肝に銘じて日々コツコツ描いていく、これに限ります。

毎日描くことによってモチベーションがあがる

毎日絵を描くことで体が慣れていき絵を描き始めるのに大きなエネルギーが必要なくなります。
これはかなり大切。
量をこなすにはとにかく描くしかない。
毎日の習慣にするとおのずと量をこなすことが出来るようになっていきます。
むしろ描かないと不安にすらなってきます。

毎日描くと情報に敏感になる 絵の世界が拡大していく

毎日描くということは絵を描くということに集中している証拠です。
集中するとその世界は拡大していくという法則があります。

絵の世界が拡大していくとその情報をキャッチするアンテナが全開になっていきます。
普段気にもしていなかったものがよく見えるようになっていくのです。

例えば普段見向きもしないお父さん方々の姿勢だったりとか
普段見向きもしなかった色の使われ方だったりとか
そのアンテナが全開になるので普段見えないものが見えるようになっていきます。

毎日描くことによって道が開ける

毎日描いていけばずっとその場で足踏みするということはなくなっていきます。
つまり少しづつ前進していくのです。

それは本当にほんの少しづつで自分で感じることはなかなかできません。
しかし、ある時にいっきに周りの世界が変化していきます。
その変化は今までゆっくりすぎていたのがウソのように変化していくのです。

これはある一定期間頑張るとまた起こっていきます。
これを繰り返してどんどん周りの世界が変化していくのです。

そして中にはプロになる人も出てくるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか
たかが毎日描くこと。
なんてあなどることは出来ないですね。

毎日コツコツ描くことによって驚くほど変化していくのです。
それは未来さえも変えてしまうほどの力があります。
量はいつか質に変わっていきます。

ぜひ毎日絵を描いてみてください。
まずは一日5分でも良いのです。
自分の体を慣れさせることから始めてください。

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