絵描きとして早く成長する方法
出来る限り早く成長するにはということをテーマに今回は書きたいと思います。
絵描き、イラストレーターとして早く成長するには実践経験を積むのが最速なんです。
ここで言う実践練習とはイラストとして一枚絵を完成させることを意味しています。
最初、初心者が絵を練習には基礎練習が絶対に必要になってきます。
筋肉を練習する。
手を練習する。
足を練習する。
様々な顔を練習する。
と、いった具合にです。
こういったものは基本、反復練習で基礎練習にはもってこいです。
何回も何回も描くことによって頭や手が覚えていきます。
こういうものは基礎練習ですので、最初一番にやる練習になってきます。
しかし、この練習ばかりではイラストを制作していく力はまだ身についていきません。
イラストには構図などの見せ方や、最初から最後までの制作過程など様々な方法があります。
着彩方法も、絵柄も千差万別です。作家さんによってもその方法は様々です。
しっかりと線画から作る人もいれば、線画はラフ程度でいきなり着彩していく人もいます。
ですので、基礎練習を一通り終えた後はイラストを制作しながら練習するのが良いでしょう。
そしてある程度の実力が身に付いた方にお勧めな方法ですが
特に実力を伸ばすことが出来るのが、短期で制作を繰り返していく練習方法です。
。
そしてこの実践練習が実力を伸ばすには一番なんです。
実践練習の方法
数が勝負
この実践練習は数が勝負です。
短期間(3日程度)でイラストを描いていきます。
無理な人なら1週間程度でも良いでしょう。
この期間でなるべく完成できるようにしていきます。
そして出来たらすぐに次の作品を制作していきます。
これをひたすら繰り返していきます。
するとどうしても分からないところがどんどん出てくることになります。
しかし、そういったところもその期間内に練習しながらイラストを制作していくのです。
そうすると新しい発見がどんどん見えてきます。
むりくりにでもイラストを仕上げていくと、最初はあまり良くない作品ばかりになってしまうでしょう。
しかし、それは繰り返し制作していくことによって上達していきます。
最初の1枚目よりも10枚目、20枚目の方が同じ時間を使っていてもクオリティが上がっていくのです。
使用ソフト
使うソフトは目指している絵師、もしくは教えてくれる師匠と合わせましょう。
PhotoshopならPhotoshop、CLIP STUDIO PAINTならCLIP STUDIO PAINT。
アプリならアプリ、iPadならiPadといった具合にです。
そうすればどんな風に塗っているのかをメイキングなどで確認してそのままその方法を使うことが出来ます。
正直クリップスタジオとPhotoshopではもう全然塗り方が異なってくるので参考にならなくなってくるんですね。
例えばブラシの違いがかなり大きく。
Photoshopであれば、サイズはもとより柔らかさなど決めて塗っていきます。
クリップスタジオですと、あらかじめ登録されているアナログを再現したブラシで制作していきます。
もちろん自分でカスタマイズすることは出来ますが、その手間を省くためにも同じソフトを使用するのが良いです。
そうすればソフトが違うんだから自分には出来ないという言い訳が出来なくなるのでモチベーションも上がります。
録画する
録画していくとどんどんHDDの容量が少なくなっていきます。
そのため、早く作らなきゃという意識が芽生えるので、作業スピードが各段に早くなっていきます。
だらだらしていることが出来ないし、スピードを上げるための工夫を考えるようになります。
録画したものをまとめてYoutubeなどで公開することも出来ますからね。
まとめ
とにかく上達するには実践練習が一番。
出来れば仕事とかねていければ生活費も稼げるので一石二鳥ですね。
まずは基礎練習がある程度出来た時点で実践練習をしてみてください。
そして3日に1枚をどんどん繰り返していくのです。
間違いないく上達していきます。
しかし、一人だと欠点や間違っているところが分からないということもあったりで間違って描いてしまっていることもあります。
その場合は講師などプロの人に見てもらうのが良いと思います。
私もイラストを教えている講師ですのでこの方法は私のオンラインレッスンで教えていますよ。