プロの絵描きは絶望を1000回は経験している

絵描きを目指す人は気軽にプロの絵描きになると思って始めてしまう人たちが多いです。

しかし、その人たちの多くは途中でかなり多くの人が辞めてしまうのです。

プロの絵描きになるのは多くの絶望の連続です。

おそらく1000回は絶望することでしょう。

その絶望にも色々な種類があります。

今回はそんな絵描きの絶望について書いていきたいと思います。

思ったよりSNSでいいねがもらえない絶望

iPad 作業

ツイッターやピクシブで多くの絵を描いてアップしてもなかなか周りの反応をもらえない
ということが多くあります。

またフォロワーが増えないというのも同様の悩みです。
これはまずネットで活動しようとすると最初にぶち当たる絶望でしょう。
絵を描いてあげてもあげてもなかなか反応が増えないのでさらに絶望してしまいます。
中にはこれだけで絵を描く理由を失う人も出てきます。

SNSで活躍するにはいかに発信していくかが重要になってきます

つまり絵を描くだけよりも合わせて色々な情報を発信した方がより多くの反応をもらえるというのはふつうに考えれば当然ですが、絵描きはなかなかそういう風に考えずに絵だけで勝負しようとしがちです。

ですのでもっと頭を柔らかくしてどうしたら更新回数を増やせるのかなどを考えていく方が建設的です。

世の中にはあの手この手でフォロワー数を稼ごうとする猛者たちでいっぱいです。
そんな中でどうしたらもっと効率的にアピールできるかを考えて行くほうが良いでしょう。

絵が変わらない絶望

絵が変わらない。
1ヶ月前に描いたものと見比べても変わらない。
そんなこともあるあるでよく絶望する内容ではないでしょうか。

ぶっちゃけ絵は変わろうとしない限り変わりません。

なんとなく絵を描いていれば絵は変わっていくと思っている人がかなり多くいるのではないでしょうか。

そうしてこれだけ描いたのだから変わっているだろうと思つて過去の作品と見比べて絶望するのです。
そしてさらに描いて描いてまた見比べて絶望します。

変わろうとしなければやはり変わらない。

絵はどう変わろうとするのかを明確に目標を持って取り組まないと変わっていきません。

こういう風にしたい。

この絵柄になりたい。

だったら今日はこの練習メニューにしよう。

という風になるはずです。

ですので何も考えずに作業量を増やしても絶望の回数が増えるだけです。

自分だけではどうすれば良いのかが分からない場合は教室などに通ったり、プロの人に相談するなどした方が良いでしょう。

就職できなくて絶望する

就職活動も絶望を多く経験することの一つです。
ゲーム会社などでも絵描きになるとかなりの倍率になります。

例えば学校のクラスになると10人に1人などの就職率になってきます。
また会社単位では1000人に1人という倍率も珍しくはありません。
ですので当然受験しても受験しても落ち続け絶望してしまうのです

これを多く経験すると自分社会から必要されていないと感じやすくなりどんどん絶望が深くなっていきます。

しかし、客観的に見ると

かなりの倍率なので落ち続けても不思議ではありません。

ですので落ちても改善することは当然必要ですが、過度に落ち込むことはないでしょう。

気にせずにどんどん受験していったほうがメンタルも行動力も鍛えられます。

絵描きの世界の厳しさに絶望する

絵描きの世界に入ると仕事を探したり、受注したり。と大忙しです。

特に仕事がないというのは死活問題なので仕事を受注できないと大変です。
ですので多くの会社や案件に応募して仕事を受注できないと絶望してしまいます。
やはりここでも絶望して絵描きを辞めてしまったり就職活動に移行する人も多く出てきます。

多くの人が絵描きとして仕事を得ようとしています。
そんな中で仕事を得て行くというのはとても大変なことです。

仕事の実力は当然のことですが、それにプラスして信頼であったり知名度が必要になってくるので当然と言えば当然です。

それには実績を徐々に積んで実力と信頼を高めていく必要があるので一朝一夕にはいきません。
そこはまずは覚悟しておく方が良いでしょう。

まず独立して最初の時期だと仕事がないという状況はわりとあると思います。

しかし、それを見越して独立する際には貯金をしておくことや実家など生活費を抑える方法をとったりなどあらかじめ対策をとっておきましょう。

フリーランスの絵描きは社会的信用がない絶望

絵描きはフリーランスという方も多いです。

ですが、フリーランスは自営業と同じようなものなので社会的信用が会社員や公務員よりも低くなりがちです。

ですので多額のローンを組むことが出来なかったり、婚活に影響することになる絶望があります。

ここは絵描きの宿命なので仕方ない部分でもあります。

意外と楽しくなくて絶望する

絵を描いていると楽しいと思うことは当然あります。

しかし、構図を考えたり絵の練習をしていくうちに楽しくなくなるということもよくあることです。とくにただひたすら苦行のように絵の練習をすることに耐えられないという人も多くいます。

そしてその楽しくないという現実を目の当たりにして絶望してしまうのです。

絵って意外と苦しみの方が多かったりする部分はあります。

練習も当然ですが、仕事だと描きたくないものも描いたり、締め切りに追われたりなどさまざまな苦労があります。

ですのでここで絶望して別の趣味にしたり、就職先にしたりなど絶望して去っていく人がいるのもまた事実なのです。

まとめ

このように絵を志すだけで多くの絶望を経験していくことになると思います。

まず練習や画力向上で多くの絶望を経験します。
そしてSNS上でもフォロワーやいいねを集めるのに絶望します。

このように多くの絶望を経験していくのです。

逆にこれだけ多くの絶望を乗り越えていけるだけの勇気がなければ絵描きのプロは務まらないということでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする