キャラクターの練習は常に考えて取り組もう

キャラクターの練習は常に考えて取り組もう

キャラクターの練習、みなさんやっていますでしょうか。
キャラクターの練習と一口に言ってもキャラクターの顔から体、そして手や足といったパーツなど練習項目は多岐に渡ります。

体の練習

その中でも体は最初に苦戦するパーツの一つでしょう。
体はアタリをとってから肉付けを行いますが、それにはやはり筋肉の知識が必要不可欠ですね。

そしてもちろん知識だけでも習得することは難しいのでひたすら描いて練習します。
その描くという行為自体にも頭を使って考えて欲しいのです。

例えばマッスルボディの写真を見て模写をしたとしても、なぜこの腕にはこういうおうとつができるのか。
なぜこの部分はこういう形になるのか、それを考えて描いていくのです。

分からない場合はその都度解剖学の本を見て理解するように努めます。

筋肉はこうなっていてこういう筋肉があるのか。

筋肉の重なりはこうなっているのか。

ここが引っ張られるのか。

などなど考えてそれを何度も何度も行うのです。
そうすると人体についての理解が深まり、よりキャラクターの体への上達につながります。

例えば腕が動くには尺骨と橈骨があって、筋肉がどういう風に引っ張っているのか
足は曲げたり伸ばしたりするとどういうおうとつができるのか

調べて描いてみましょう。

絵柄の練習

絵柄に関しても好きなイラストレーターさんや、漫画家さんなどの作家さんを参考にしていると思います。
そのデフォルメについても研究していかなければなりません。

例えば同じイラストレーターさんでも時が流れるにつれ絵柄も変化していきます。
当然売れるように変化していくのが自然です。

そう考えると今どのような絵柄が流行りなのかをつかむヒントになるでしょう。

売れているイラストレーターさんのキャラクターを時系列に並べ、どのように変化してきたのかを研究しましょう。

目の描き方はどう変化したのか、まつげはどうなったのか。
目や口、鼻のバランスはどう変化してきたのか。
顔の輪郭はどうか。
体つきはどうだろうか。
線の使い方はどうなっているのか。

見て研究することはたくさんあります。

そしてその変化を自分の絵に取り入れられる部分は取り入れていきましょう。
そうすることによって自分の絵を進化させるのも一つの練習方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

一口に練習と言っても色々と考えて描くことが重要だということです。

これは本番のキャラクターを描くときに必ず生きてきます。

常日頃から観察し考える癖をつけておきましょう。

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