プロの絵描きというとフリーランスや会社で働いている絵描きという前提で書いていこうと思います。
師匠
師匠がいるかどうかはかなり将来に多くの影響を与えます。
師匠は出来ればプロとして活躍している人が良いでしょう。
その方がこれからどうすれば良いのか明確に師事してもらえる可能性が飛躍的に高まります。
やはり素人が一から絵を学んでいくとそれだけ間違ってしまうことも多いんですね。
ですのでそれだけ回り道にもなりますし、回り道をしてしまうとプロになる年齢も遅くなってしまいます。
間違っているところもきちんと指摘してくれるでしょう。
例えば間違った練習の仕方をしていたら間違った絵の描き方のクセになってしまったりします。
また間違った方向に進んいても連れ戻してもらえるでしょう。
プロであればこれからどこに落とし穴があるのか、どういう業界の慣例があるのかもよく理解しているでしょう。
で、あれば無駄に遠回りする必要もないわけですね。
絵を描く時間
絵を描く時間がなければ当然実力を上げていくというのは難しいでしょう。1日に描く時間をどれだけ伸ばせるかはかなり大きいです。
当然?
本当にそう思っている人って意外と少ないと思います。
いや、分かっていても実際にこの絵を描く時間を捻出できないという人も多いでしょう。
学校の勉強もありますし、社会人であれば働かなければなりません。
そうすなると残された時間って少なくなりますよね。
しかし残業やら友人との付き合いなどでその少ない時間さえ無くなってしまうのが現状だと思います。
またSNSやソーシャルゲームでその貴重な時間を消費してしまっている人もいるでしょう。
ですのでそういうのを手放すとそれだけ絵に集中して時間を使うことが可能になります。
ぜひ、絵を描く時間を手に入れてください。
プロの思考、物の見方
絵のプロになるために一番重要と呼べるのがこのプロの思考です。
プロになるためにはプロの考え方というのが重要になります。
アマチュアですとどうしてもアマチュアなりの考え方しかできません。
一つの絵を見てもただ可愛いとか、かっこいいとかそういう感想だけでとどまってしまいます。
また絵の作品制作でも完成時間がずるずる遅くなってしまったり、言い訳をして絵自体を描かなかったりするでしょう。
しかし、プロの思考になっていると1枚の絵を見ても可愛いとは思いますが、なぜ可愛いのか、どういった特徴が可愛いと思わせるのかという風により深く考えて行くんですね。
またプロであればモチベーションも関係なしに毎日絵を描くことだって可能です。
これがアマチュアだと今日は気分が乗らないからいいや、とか好きな番組があるから後回しでいいや。
という感じになってしまうでしょう。
そういう風にプロの考え方や物の見方を身に着けることがまずは練習生には必要なことなんですね。
ある意味師匠から学ぶのもこういったプロの思考法や物の見方を学ぶということになります。
ですのでここでもやはり師匠の存在は大きいということになります。
近くでプロを見ていれば意外と自分でもいけるんじゃないか、と思ってくるでしょう。
貯金
お金、現実的ですね…
しかし、お金がないと絵どころか何もできないというぐらいやはり重要なものなんですね。
絵を学ぶにはやはりそれなりにお金がかかるものなのです。
参考書を買ったり、絵を学びに学校や教室に通ったりですね。
そしてたとえ専門学校に通えたりしても、生活費を学ぶためにアルバイトをするという人も多いですが、やはりアルバイトをすると絵を学ぶ時間も減ってしまいます。
それだけでもクラスメイトともかなり差が出来てしまうのです。
そして会社から独立する際にもやはり必要になります。
独立しても年金の支払いや住民税など諸々の支払いもあります。
これって独立時にかなりネックになるんですね。
その時に貯金があるのとないのとでは違いますよね。
というか貯金がない状態では独立は無理でしょう。
また液タブやパソコンなどを購入するのにもお金がかかってしまいますね。
こういう機材系もやはり充実させた方がより有利なのは言うまでもありません。特に上級機は必要ありませんが、せめて自分の生活スタイルに合わせたミドルクラスの機材は必要になると思います。
という感じにやはり先立つものがないとそれだけ不利になってしまうのは否めないでしょう。
ですのでアルバイトや働いてまずはそれなりのお金を作ることも必要になるのです。
まとめ
このように絵のプロになるためにはこういうところを意識してみると良いと思います。
どれも重要ですが、特にプロの考え方、物の見方は必須と言えます。
やはりアマチュアはアマチュアにしかなりません。
プロになりたければプロに学んでその考え方を吸収していきましょう。
近くにプロがいないのであれば、プロが発信している情報を見てみたり、雑誌などのインタビューなどを読んでみるのも良いでしょう。
ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。