絵が下手って、なかなか辛いです。
ちょっと描いただけでも自分の絵に絶望を感じてしまう人もいるでしょう。
だけどやっぱり絵が好きという方に向けて描こうと思います。
目次
絵が下手なのは昔からの描く量に関係している
昔から描いている人って絵がある程度は描ける人が多いです。
ですが、絵が下手な人って最近描き始めたりあまり描いていないという人が多いのも事実です。
ですので努力次第でこれから上手くなる可能性は無限大にあるのです。
努力の方向性
しかし、努力の方向性が間違っているとやっぱり変な絵になってしまうことが多いでしょう。
それは絵の描き方であったり色の選別であったりと複雑に絡み合っていることが多いんですね。
その原因は多いのですが、これを一つづつほぐして改善していくことが必要になってきます。
ネガティブ思考
まず考え方ですが、自分を卑下したりネガティブ思考になりがちなこともその一つであります。
必要以上にネガティブな思考は絵が上手くなるうえで邪魔でしかありません。
どうせ自分なんて…
やっぱ下手だ
もう無理
なんて言葉が出ていないでしょうか?
そういう言葉は無意識に自分の意識に入り込んで本来の力を削いでしまっているのです。
ですので描いているけど全力で描けていない状態なんですね。
描きたいけど自分で自分にブレーキをかけている状態なんです。
ですので、少しづつこのマインドを外してネガティブではなくバランスの良い
ニュートラルな状態に持っていくことが必要です。
そのためには普段からの言葉遣いや自分の思考のクセを自分で意識することから始めると良いでしょう。
下手なのは思っているより描いている時間が少ないから
上手くなるにはやはり多くの時間を費やさなければなりません。
ですが、世間一般的にはすぐ上手くなるとか
1年でこんなにうまくなりましたぁ!
簡単に上手くなる!
とかいう謳い文句があふれています。
そういう影響があるのか分かりませんが、短期間で習得しようとしすぎな人が多くいます。
1年やったけど、2年やってみたけど
想像より上手くなってない…と絶望している人があふれているのも多い事実でしょう。
正直pixivとかもう10年とか15年絵を描いている人たちが集まっています。
もう年季が違うわけですね。
ですのでそういう達人と比べて下手だと思うのはうぬぼれ以外の何物でもありません。
まあ1万時間描いていてから下手だと思うのならそれは下手なのかもしれませんが
大体の人はそこまで描いていなくて下手だというのだからそりゃ下手でしょ!
ということになります。
大体の人が描いている時間が実際には足りていないという人が多いのです。
悩んでいる暇があるなら描きましょう。
下手すぎるのは上手い人と見ているものが同じでも違うものを見ている
まず絵が下手な原因は考え方と目が養われていないということが多いです。
絵が下手な人と上手い人では同じものを見ていてもまったく違う考え方になります。
例えばある可愛いキャラクターを見たとします。
下手な人は
やべぇ超かわいい!
という感想だけで終わってしまいます。
だいたい普通の人はここどまりなことが多いです。
しかし、絵が上手い人は
ん?この絵可愛いな。
しかし、なぜ可愛いんだろう?
というように自分が感銘を受けた絵に対して深堀をしていくんですね。
おなじ可愛い絵を見てもこういう考え方の違いがあります。
絵を見て自分の絵に活かせる部分はないだろうか?
どういう風に描いているんだろう?
ああ、こういう頭身で描けば良いのか。
という風にどんどん考えていきます。
そして自分でも実践してこれは使えるな。
とかこの方法イイじゃん!
という風にどんどん自分に活かしてレベルを上げていくのです。
これは一例ですが、基本的な考え方が違うということはお分かりいただけたかと思います。
下手すぎるのは立体感覚をつかめていない
立体感覚というのは実際には3次元の物体を2次元に落とし込む感覚が養われていないからです。
これは初心者あるあるですが、鍛えないとずっとそのままの状態が続いてしまいます。
特に物体を傾けたり違う角度から見て正確に描けないと言った特徴があります。
これはデッサン力の根本的な不足ですが、練習次第でかなり改善することが出来ます。
デッサン人形を購入して色んな角度から描いてみるのも良いでしょう。
その場合、中心に正中線を引いておくと良いです。
球体に2つの正中線を引いてそれを回転させながら描いていくという方法があります。
これは人体を描く上で大切な球という物体を色んな角度から描くことによって顔を色んな角度から描く練習になるのです。
このように下手な原因はいろいろな要因が重なっていますが、今回はその一部を紹介しました。
自分の絵が下手だという方は今一度これらの要素を見直してみてください。