絵を描くモチベーションが保てない時に試す6つの処方箋

絵を描き始める、なかなかこれが難しいという人も多いのではないでしょうか?

よし、今日は学校が終わって夜になったら絵を描こう、と決めていたとしても実際にその時間になったら…

うん、今日は面白いテレビ番組があるし今日はテレビでも見て寝よう!
とか…

今日は仕事が終わってから自宅で絵を描こう。
と決めていても結局お酒を飲んでしまって寝てしまった…

とか…

そんな風に結局絵を描かずじまい。
なんてことになっている人も多いと思います。

正直ベッドなんかに入ってしまったが最後。
その魔の誘いから抜け出せなくなることは必至です。

なんとなくモチベーションが上がらない…
そんな人は数多くいて大半の人がそういう状況に陥っていると言えるほど深刻な問題です。

今日は、そんなモチベーションが上がらない状態をいかに克服していけるか
そんな記事を書いてみたいと思います。

まずは3分間だけ描く

まずはエンジンをかけるために絵を描き始める。
実はこれが一番エネルギーを必要とするんですね。
実際にやろうと思ってから机に移動して机に着いたら紙と鉛筆を取り出して…
またまたパソコンを起動してソフトを立ち上げて…

絵を描こうと思ったらそれをやるためには結構色々なことをやらないといけなくなります。

コレって結構大変ですよね。
だから絵を描こうと思い立ってもなかなか作業に移れない最大の原因になっているのです。
それを克服するためには
まずはやる気にならなくても3分は机に座って描き始めてみる。

正直3時間とかやろうと思うと腰が重くなってしまいがちです。
それで結局やれず終い。
なんてことになってしまいます。

それを回避するには、まずは3分間だけ描いてみると決めることです。

そして実際に実行に移してみましょう。
もし3分間だけ描いてみて続かないようならそれでその日は終了です。
やる気が出ないならそれはもう仕方がないでしょう。

そして次の日も3分間だけ描いてみるのです。
すると不思議なことに3分間だけだと思っていたのに結局1時間描いてしまった。
ということがよくあります。

せっかくここまで準備したんだからこのまま終了してしまうのももったいない。
という考えになったり。

結局3分描いたらエンジンがかかってしまった。
ということもかなり多いです。

これがまずは3分間だけやってみよう。
ということの狙いです。

また毎日これを行うことにより絵を描き始めるためのハードルも下がってきます。

目標(ゴール)を小刻みに設定する

例えば
「俺は海賊王になる!」
これは目標がデカすぎます。

漫画の主人公のような壮大な目標設定は長期では役に立つかも知れませんが、短期ではすぐに力尽きてしまう原因にもなってしまいます。

例えばイラストレーターになる!
という目標を掲げても今すぐに実現できるわけではないのでどうしてもモチベーションが下がりやすくなるし、途中でナアナアな感じになってしまってやめてしまうことにもなりかねません。

そうなってしまったらせっかく今まで描いてきた時間が無駄になってしまい、自分の夢さえも叶えられなくなってしまいます。
これはやはり壮大すぎたり長期すぎる目標はモチベーションを保ちづらいんですね。

これを回避するには短期でゴールを作ってあげるのが一番良い方法です。
例えば海賊王であれば、まずは目先のゴールとして
・船を手に入れる
・仲間を一人作る
・開業資金をまず10万円貯める
・まずは航海に出てみる

などが考えられると思います。

そしてそれを一つのゴールとして設定しましょう。
そのゴールに向かってまずは努力するのです。
この短期のゴールをクリアしていくことによって長期の目標を達成していくのです。
こうすれば海賊を目指したとしても途中で挫折しにくくなっていきます。

まあ、海賊の場合は海軍に捕まる恐れがありますけどね!
同じようにイラストレーターであっても短期のゴールを設定することは効果的です。
・顔が描けるようになる
・手が描けるようになる
・一枚イラストを仕上げる
・同人デビューをする
・コンテストに応募する
・男性が描けるようになる
・女性が描けるようになる

少し考えただけでもたくさんのゴールを思いつくことが出来ます。

まずは大きな目標も必要ですが、小さな目標も設定してみてください。
モチベーションを保ちやすくなります。

無理やり描く時間を確保してしまう。

どうしてもモチベーションが保てない場合や下がり気味な場合は無理やり描く時間を決めてしまうのも手ですね。

それも他人を巻き込んでやるのです。

例えば友達と絵を描く時間を決めて、その時間になったら集まって絵を描くのです。

もちろん、集まってゲームやカラオケに行ったりするなど、建前だけの約束ではいけません。
真面目に真剣に取り組む約束をするのです。

そうすれば自分だけモチベーションが下がっても実際に描いているうちにモチベーションが上がってくることが多いです。

高すぎる目標を下げよう

求めているレベルの絵が完成しなかったり、設定した期限が短すぎてどう考えても間に合わなかったり、達成できなくてモチベーションが下がることもあるでしょう。

そういう人は意識の高い人に多いと思います。

思い通りに描けない時は不安になったり、がむしゃらに頑張って空回ってしまったりすることもあるでしょう。
しかし、そういう時は今出来ることに集中したほうが上手くいく場合が多いものです。

少し変更になるかもしれませんが、出来ないものを描くより徐々に高い目標に近づいて行くほうが良いでしょう。
出来ないものは日々の練習にて描けるようになっていけば良いのです。

モチベーションが上がらなくても自分を責めない

モチベーションが上がらなくて結局描かず終いなんてことになったとしても自分を責める必要はまったくありません。
むしろ自分を責めてもマイナスになることが多いでしょう。

だからと言ってそのままずっと描かないなんてことになるのはやはりよろしくありません。

自分が描けなかったことは責める必要はありませんが、また再開することは絶対に必要です。

1週間くらい描かなくてもまた来週からまた描いていけばいいのです。

日々出来ることを淡々とこなす

日々出来ることをモチベーションに関係なくこなす。
実はこれ、最強です。
これが出来るようになってくるとイイ感じに作業が持続出来ます。

特にプロ意識が強いとこの状況になります。
もはや生活の一部になるんですね。

これは気持ちはまったく関係ありません。
とにかく作業しないと逆に気分が悪くなってしまいます。もはや習慣になっているんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

絵を描くことは常にモチベーションとの戦いと言っても良いでしょう。
この問題は初心者だけではなく、プロやベテランでも同じ悩みなのです。

仕事にするなら好きなものばかり描けるわけではありませんのでなおさら辛い時期もあるわけですね。
でもこの誰でも悩むモチベーション低下を克服できれば絵の成長に大きく貢献するばかりか長期の目標も達成できるでしょう。

ぜひ上記のことを試して克服していけるように練習してみてください。

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