雑誌の写真をストックする

雑誌の写真をストックする

皆さん普段写真を撮っていますか?
スマホでもコンデジでも一眼レフでもなんでも構いません。
それに雑誌などの写真でも良いでしょう。
写真をストックするというのはデザイナーやイラストレーターであれば多くの人がやっているのではないでしょうか。

昔は雑誌の写真をスクラップにしてアナログで保存していましたし、今でもその方法を取っている人もいるでしょう。
それを資料として活用している人も多いです。

もちろんやっていないからと言ってそれが悪いわけではありません。
しかし、写真をストックしておくと思いのほか良いことがあるのです。

良いこと

アイディアで困ったときに眺めることができる

アイディアで困っているときなど、煮詰まった時に眺めることも出来ます。
またどういう風に描いていいか分からない時に参考にすることが出来るでしょう。

例えば流行りのファッションであったり、シワの描き方など普段描いていてわからなくなったら参考にするという方法も出来ます。

練習が出来る

人物や風景など練習したい雑誌があれば練習できます。
人物などは色々な決めポーズなどが豊富にありますのでキャラクターの練習に活用できます。
また服装などの写真があればそれを描いて練習できます。

資料写真を集めておく

よく写真資料って使いますよね。
それは背景であったり人物であったりします。
人物などはそのまま使えることはまれですが、服の描き方やファッションなどは参考にすることができます。

特に人物であれば雑誌が役に立ちます。
ファッション誌など女性誌男性誌んどを集めておくと良いです。
特に季節ごとに出ているのでそれを買って集めておくと絵に活かすことが出来ます。

またゲーム雑誌などはキャラクターの絵なども豊富ですのでそういうものも保存しておくと良いでしょう。

風景写真

風景の雑誌であれば風景の資料として活用できます。
住宅の雑誌であったり、室内であったり。
または海外の雑誌であれば海外の建物を描いたり練習することが出来ます。
また室内の机やタンスなどの小物類もあると便利ですね。

動物雑誌

特に動物を描きたいという人には動物の雑誌は便利です。
犬や猫、だけではなく昆虫や観賞魚など様々ですね。
海水魚など背景の一部としても使うことが出来ます。
またイラストなどのスキマに動物を描くことで絵をより良く見せることが可能です。

風景や動物の写真は流行り廃りがあまりないため、新品で購入するよりは中古で購入すると安く抑えることが出来るでしょう。

漫画や雑誌などのイラスト

漫画や雑誌などのイラストはかなり参考になりますね。
面白いデザインやゲームの設定資料などを保存しておくと良いですね。

無料雑誌はかなり使える

無料で配布されている雑誌はかなり使えます。
例えばニッセンであったり。
こういうのはいたるところに無料で配布されているので持って帰ると良いですね。

服のデザインだけではなくシワの付き方などを学ぶことが出来ます。
もちろんそのまま気に入れば自分の服を購入すれば良いでしょう。

著作権がある

ここが一番重要な項目です。
人が撮影した写真にはもちろん著作権があります。
デザインも意匠権があるのでそのままパクることはやめましょう。
あくまで参考や練習用と捉えておくべきです。
そのまま使うのはデザイナーとしてNGです。

もちろん自分で撮影した風景などは自分に著作権があるので使用しても問題ありません。
ただし建物によっては意匠権があるのでそのまま使えない場合もあります。

スキャナ

雑誌のデジタルデータ化はスキャナが一番便利です。
スキャナーは紙媒体をパソコンに取り込むための周辺機器です。
自分で描いたアナログ絵なども取り込めるのでアナログ描きにとっては必須ともいえます。
カラーやモノクロなどで取り込むことが出来ますが、解像度の設定なども必要になります。

データサイズ

高解像度の方がデータサイズが大きいので印刷しないのであれば低解像度でも良いでしょう。
ただし、自分が読むのに支障が無い程度の解像度が必要です。

カラーよりはモノクロの方がデータサイズが小さい。
カラーが必要ないような写真。
例えば参考程度の風景や文字情報の場合はモノクロでも良いと思います。

データ形式は基本はJPEGで保存

JPEGは静止画の圧縮形式の一つです。
圧縮率により画質が決まります。
低圧縮であれば高画質ですがデータサイズが大きくなり
高圧縮であれば低画質でデータサイズが小さくなります。
基本はある程度の高画質を保つ程度で問題ありません。
ただし、何度もJPEGで保存するとどんどん劣化していくので保存するなら1回だけにしておいた方が良いです。

保存媒体

雑誌の写真をデジタルデータで保存しよう。
雑誌などはデジタルデータで保存するのが良いでしょう。
その方がパソコンやタブレット、スマホなどで見ることが出来ます。
それに雑誌媒体だとやはり場所を取ってしまうのが難点です。
デジタルデータで保存すれば重さも場所も必要ありません。

デジタルデータはHDDなどに保存。
HDDに保存しておけば大容量で安価です。
必要に応じて引っ張り出すことが出来ます。
特に外出が多い人はポータブルHDDなどが良いでしょう。

デジタルデータはすぐに消えてしまう。

デジタルデータは媒体の寿命に依存しますし、ちょっとしたことで消えてしまいます。
例えばHDDはいきなりクラッシュして全部のデータが吹っ飛んでしまうことなんて多いです。USBなどはもっと壊れやすいですね。
そんな媒体に大切なものを入れておくのはとても危険。
ですのでバックアップを取ることを忘れないようにしてください。

バックアップには別途HDDを購入して移しておいたり、または低容量であればDVD-Rなどに保存しておけば良いでしょう。
HDDの場合、一度に2つとも壊れるなんてほとんど無いからですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
いわゆるスクラップのデジタル版ですが、デジタルだと場所も取らないし重さもないのでこれを活用しない手はないですね。
どこでも参考に出来るのは魅力的です。
ぜひ自分なりのスクラップを作ってみましょう。

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