フリーランスの商品やサービスの展開方法を解説

フリーランスでも会社員の副業でも学生さんでも

自分の商品、例えば画集であったり同人誌であったり似顔絵サービスであったり様々なものを思いつくし実際に作っている人もいると思います。

今回はそんな商品やサービスを提供するときにやらなければならない4つのことを書こうと思います。

サービスを作ったら必ず宣伝と提案を出さなければその効果は望めないです。
絵が得意でもそれだけで仕事が来るというのは相手側からしたらかなりハードルが高いわけです。
いちいち問い合わせして値段を確認して話し合ってというようにいくつも段階を踏まなければならないわけですから当然と言えば当然です。

また宣伝がないとなかなか知ってもらえずに放置ということになります。

そこでサービスを作ったらまずはホームページや販売サイトなどのプラットフォームで周りにこういう商品があるということを伝える必要があるのです。

商品は必ず魅力的な特徴を明確に具体的に説明する必要がある

商品を考えた時にはその特徴を具体的に伝えてあげましょう。

例えば

私が描いた似顔絵を購入すれば2人の記念の思い出になる

とか
私の作成した素材を購入したらあなたの作品がさらに華やかになる
とか

このように伝えてあげると分かりやすいですね。

これは利点と手段を伝えることが重要です。

利点とは

ベネフィットとも言いますが利点はこのサービス(商品)を購入したらどんな恩恵があるのかということです。
実際に顧客が求めているものになります。

例えば
絵の背景が描けない場合は、背景が描けるようになる。
とか
2人の思い出になるものが欲しい
など
その人が求めている利益になるものです。

手段

そして手段とはどのようにそのサービスを提供するのかということ。

例えば
2人の記念の思い出になるが効果だとしたら

似顔絵を描くという行為が手段となります。

背景を描けるようになるのが利点だとしたら手段は本を書いて販売するという行為になります。

値段を伝えよう

利点と手段を提示したら次は金額を提示することになります。

例えば

似顔絵サービスであれば色紙1枚3000円など
書籍であれば1冊2000円とかですね。

相手に価格を提示するようにしましょう。
なぜなら価格がないとかなり不安になって二の足を踏ませることになってしまいます。

例えばお寿司屋さんがあったとして
片方は値段提示
片方は値段表示なし
だと
どちらに入りたいでしょうか?

値段表示なしだといったいいくら取られるのか不安になってしまいますよね。
まあ、尋ねれば良いのですが無駄な労力が毎回発生してしまいます。

値決めについて

自分が提供するサービスの場合は時間単位で考えると分かりやすいですね。
例えば自分の時給を1500円として考えた場合
3時間で4500円とかですね。
実際には話を聞く時間などもあったりしますので5000円などであったりします。
こういう風に価格を考えていくと良いと思います。

また絵の場合だとその著作権はどうなるのか、またデザイン料を別に取るのかも
価格を決める重要な要素になっていきます。

これを提示することでその価格を前提として話が進んでいきます。
そうすると無駄に安い仕事を引き受けなくなるという効果も期待できます。

よくお仕事募集中です。
と書いている人がいますが、やはりある程度の金額を明示しておいた方が
相手もなんとなくこれくらいになるかなという予想を立てることが出来ます。

宣伝

宣伝はしなければならないの?
と思いがちですが、やはりある程度の宣伝があったほうが売れやすいのは確かです。
宣伝はお金をかけるものと思いがちですが、必ずしもそうではありません。
確かに近所の教室や飲食店であればチラシを配るなどは可能です。

ですが、主にインターネットを使うのであればインターネット上でどういう風に宣伝するのかを考えるほうが効率的です。
そのために使えるのはSNSです。
ブログであったりYoutubeなどであったり、Twitterであったりするわけです。

絵描きであればPixivも使えるSNSですね。

例えばブログであれば記事を書いていけば検索エンジンに引っ掛かりやすいくなるのでアクセス数が増えます。

私の場合もブログで色々と発信してサービスの宣伝もやっています。
これはYoutubeでも同じことで自分のチャンネルを作ることで自分の商品を宣伝することが出来ます。

Pixivでも自分の絵をあげて評価を高めることで同じような効果があるでしょう。
このように自分のメディアを育てるほうがコストをかけずに宣伝することが出来るのです。

すぐには効果は出ませんが、年単位で努力することによってアクセス数が増えていき効率的に顧客を獲得できるようになっていくのです。

例えば自分の本を作ったとして
そのジャンルのブログやYoutubeを作っていき固定ファンを作ります。

その固定ファンに向けて本を販売していくのです。

まとめ

商品を考えついたら必ず提案をする必要がある。
提案を表示していなければいちいちクリエイターと交渉する必要が出てくるので無駄が発生しやすい。

そうならないようにまずは自分の提案を出しておくことが重要です。
それを前提として顧客と話していけば良いのですから。

そして提案には必ず価格提示することです。
そうすることで顧客との無駄な労力を省くことが可能です。

また宣伝も同時にやっていきましょう。
これにはSNSに力を注ぐのが効果的です。
将来的に5Gになるので動画の需要がかなり伸びると予想されますのでYoutubeなどもおススメです。

ぜひ自分の商品を思いつて提供したいのであればこの2つのことを頭に入れて提供してみてくださいね。