フリーランスは食えない、なんてよく言われるしよく聞くと思います
そういうことが会社員の間では長い間言われていますね。
例えばフリーランスに失敗して戻ってきた人がいるとかフリーランスに失敗して再就職できないとか。
おそらくそういうことを聞くと恐ろしくて震えあがってしまいそうになるものです。
では本当にフリーランスは食えないのでしょうか?
目次
フリーランスは起業と同じで最初はかなり厳しいこともある。
いきなり何の準備もなしにフリーランスになると当然食えないのは当たり前です。
それは起業だって同じですよね。
最初から売り上げがたつなんてほとんど有り得ないと思います。
宣伝をして徐々に実績を積んで少しづつ稼げるようになっていきます。
1年目でそれなりに売り上げを上げられる人はちゃんと計画的にお客さんを引っ張ってきた人くらいでしょう。
そしてその初期の不安定な時期を乗り越えた人だけが稼げるようになっていくのです。
まずはこの時期をいかに乗り越えるのかが重要ということです。
起業でいえば事業を軌道に乗せるというのと同じことです。
多くの人が最初独立して稼げないと思って会社員に戻っていってしまいます。
そしてフリーランスは食えないとかやめておけという話が会社員の間で広がっていっていくんですね。
会社員は当然フリーランスなんてほとんど経験していないのですからそのままその話を鵜呑みにして信じてしまいます。
まあ、食えてるフリーランスからしたら競合が増えないのでありがたい話ではありますが。
しかし本来であれば計画的にそういう時期を乗り越えられるように、効率的な方法で計画していけばどんどん生活は楽になっていくのです。
失敗しない方法をまずは考える
孫氏の兵法では戦に勝つにはいかに失点を防ぐかということの大切さを説いています。
つまり人は弱点がある時に勝負に負けるのです。
野球でもエラーをしてしまえばピンチになるのと同じです。
このエラーをどれだけ少なく出来るかが生き残れるかの最初の鍵です。
最初が厳しいというのが分かっているなら思いっきし貯金するのと生活レベルを落とせば失敗しにくい。
まずフリーランスとして独立するならまずは負けないように戦う必要があります。
負けとはつまり貯金が尽きて何もできないという状態になることです。
そんなことになったらハローワークに求人を見に行くことになります。
もちろんそんなことにはなりたくないですよね。
そのためには準備資金と生活レベルをコントロールする方法がかなり有効です。
独立時に会社員であればまずは準備資金は多ければ多いほど良いのは言うまでもありません。
だいたい1年間は働かなくても生活を維持できるくらいあれば持ちこたえられると思います。
最低でも300万円くらいはやはり会社員のうちから貯金しておいた方が良いと思います。
これにプラスして圧倒的に生活費を下げます。
貯金はいわゆるゲームの主人公のHPだったりライフゲージと同じです。
これが尽きた時点でゲームオーバーになります。
これをいかに減らさないかが最初の攻略ポイントになります。
まず住むところですが、安い方が有利なのは言うまでもありませんね。
特に最初稼げない時に一番出費で苦労するのがこの家賃です。
これは固定費なので仕事が無くても毎月払わなければならない費用になります。
実家に帰ることも検討したほうが良いでしょう。
実家に帰るとなんとなく負けた感じがしていやという人もいるかと思います。
ですがそれは見栄というものです。
一番お金を消費してしまうのはこの見栄のせいです。
例えば立派なオフィスにしようとか、田舎だとかっこ悪いとかですね。
こういうのを理由にお金を払っていると貯金はすぐに尽きてしまいます。
ですのでまだ軌道に乗っていない状況で見栄にお金を払うのはやめたほうが良いでしょう。
というか基本的に見栄にはお金がかかります。
このように負けないように行動していけばこの稼げないという絶望状態を脱して軌道に乗せていく確率がどんどん高まっていきます。
ちなみに私の場合は日本に住まずにタイなどの国に行くことで生活費をぐっと下げました。
フリーランスで食えないというのは最初は割と当然だと思います。
しかし一度軌道に乗せてしまえば、そこからはどんどん楽になっていきますよ。
食えている人を参考にする
食えない人もいるのは確かです。
でもそういう人はスキルが未熟だったり、自分から発信していなかったりと効率的に行動出来ていない場合が多いのです。
ですので食えている人を参考にした方が効果的です。
食えている人の場合、スキルは当然高いのですがSNSで自分から発信していたりなどファンが多いのも特徴です。そこにかなりの努力をしている場合が多いんですね。
またホームページを独自に作っていたりもします。
SNSは毎日更新でどうすれば目立てるのかを考えて行動しています。
こういうことをしないで食えないと言っている場合が大半ですね。
それがいかに怠慢かが分かると思います。こういうことをしないくせに独立に二の足を踏んでいる会社員は多いものです。
食えない人の話を聞いていると食えなくなります。
逆に食えている人を参考にするとどんどん食えるようになっていきます。
食えている人の努力は圧倒的
食える人は食うための努力がケタ違いです。
そしてその行動力もケタ違いなのです。
例えば自分から営業していくことにかなりの時間を使ったりしますし、SNSの更新も圧倒的に違います。
だいたいの人が楽にどれだけ省エネでできるかやっていこうとしています。
これは会社員の考え方でフリーランスではこの考え方は命取りになります。
つまり考え方が甘いのです。
まず最初は一日中仕事をするような覚悟を持つ必要があります。
つまりその覚悟があってはじめてフリーランスとしてやっていく資格があるとも言えるのです。
スキルを鍛えよう
会社員でもフリーランスでも言えることですが食えないということはその人自身にもともとそれだけの価値がなかったのです。
こういうと会社員は違うという方もいるでしょう。保証されていると。
しかし、スキルが無ければその人は会社員でもいずれリストラされたりするなど会社員としても生きていくことは出来ない状況になっていきます。
もはや大企業の社長が仰ったように終身雇用はもはや崩壊しています。歳を重ねれば重ねるほどリストラの対象にもなっていきます。もはや会社員は安泰なんて誰も思ってはいないでしょうが、その現実を受け入れられていない人は案外多いかもしれません。
ですのでスキルを高めてフリーランスでもなんでも生きていけるスキルを磨くのが正解です。
スキルを高めるには
スキルを高めるには仕事をこなすのが一番です。
経歴もおまけでついてきますからね。
まず最初は経歴や名前など売るものがないので、多少安くても仕事を引き受けていくほうが良いです。
そして後々交渉などで報酬を上げてもらうことが可能だと思います。
まず仕事をゲットする→信頼を得る→後々値段交渉
という流れが良い方法ですね。
まず仕事で成果を出せばどんどん信用度が高まっていきます。
そしてその人がいないと成り立たない状態まで最初は持っていくのです。
その後値段交渉をしていきます。
そうすると最低でも相場までは持っていくことが可能です。
まずは信頼を得る
というところから始めてみてください。
最終的に信頼を得られればお金は入ってくる
信頼はお金になります。
どれだけ稼げるかはクライアントや世間にどのくらい信頼されているかのバロメーターなのです。
信頼を多く持っている人なら大きな仕事や高額の仕事が来るのです。
いかに信頼を獲得していくのかがポイントですね。
信頼を得るためならどんな努力もいとわない
それがプロというものです。
信頼を得る
まずは実績を作ること
上記の方法でまずはどんどん仕事をこなしていきましょう。
そうすると実績がついてきます。
クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどのお仕事マッチングサイトなら評価がどんどん高まっていくことになります。
ホームページやSNSであれば実績を載せたり積極的に発信していくことも可能です。
そうするとすぐにこの人に頼めば大丈夫だ。
という信頼を生み出すことが出来ます。
逆に悪評がたつとマイナス効果になりかねないので慎重に仕事はこなしていきましょう。
上記のSNS発信も信頼を得る方法の一つにもなります。
何年も放置されているよりは、しっかりと毎日発信していったほうが良いのは言うまでもないですよね。
顔写真までは乗っけろとは言いませんが、似顔絵なんかも載せておきましょう。
そしてプロフィールもしっかりと書いておいた方が良いです。
まとめ
食えるか食えないかはこのように、まずは戦略的に考えて行く必要があります。
最初は当然のように稼げない状態になります。
そこで絶望しがちですが、まずはこの時期を脱するのが第一ステージ。
ここは自分のライフゲージを温存する戦い方が賢いです。
そのためには貯金を多めに支出を少なめにしていくと良いでしょう。
次にスキルアップと信頼づくりです。
スキルアップは仕事をしていけばおのずと身についていきます。
そしてその仕事によって信頼も同時に得ていくのです。
そうすれば価格交渉もできるようになっていきます。
最終的には得た信頼で稼いでいく
信頼を十分に蓄積できればもはや食えないという状態ではいられません。
仕事の依頼が増えて自分で仕事相手や仕事内容を選ぶことさえ出来るようになっていきます。
この状態を目指すのが効果的な方法です。
このように食えるか食えないか問題は広く語られていますが、結局会社員でもフリーランスでもスキルも信頼もなければ食えなくなるということ。
逆に信頼を蓄積できればフリーランスでもぜんぜん食えていけるということになります。