カメラメーカーの特殊能力 カメラ購入の基礎知識その2

カメラメーカーの特殊能力

カメラ購入の基礎知識その2

カメラ購入においてもう一つ考えたいのがカメラメーカーによる独特の機能があるということ。
この独特の機能はセンサーサイズが小さいことを補っていたり、その機能のためにその機種を購入する人も多い。

それではメーカーフォトの独特の特殊能力を見てみよう!

パナソニックの4Kフォト、6Kフォト

パナソニックのカメラにはこの4Kフォト、6Kフォトの機能を備えるものがあります。
この4Kフォト、6Kフォトはいわゆる4K動画の切り出しのような印象です。

シャッタースピードを変更して止めて撮ることも可能です。
大半の一眼レフカメラでもシャッタースピードを変えることは可能ですが。
秒間30コマ、最大30分で撮影し、その中から一番良く撮れている写真を選択することが可能です。

ちなみにGH5では4フォト秒間60コマ連写も可能で、6KPHOTOも秒間30コマで撮影可能です。

例えば鳥の羽ばたくシーンなど普通の一眼レフカメラでは撮影することが難しい場面でも、手軽にベストシーンを撮影できます。

普通の写真撮影と同じようにプログラムオート、絞り値優先オート、シャッター速度優先オート、マニュアルの選択が可能です。
4Kフォトは 3840×2160ドット 約800万画素
6Kフォトは 4:3の比率で4992×3744ドット 役1800万画素 A1プリントまで引き伸ばせる。
で切り出せます。

読み出し速度を早くすることによりローリングシャッター現象を抑えているようです。

ペンタックスのリアル・レゾリューション・システム

ペンタックスのボディ内手振れ補正機構を活用して1画素ピッチずらしで4枚撮影し、一画素毎にRGB情報を得ることで高精細で正確な色表現が可能になるシステム。
偽色も発生しません。

普通に撮影するよりも驚くべき高精細をで撮影することが可能です。
ただし、4回撮影することが必要なため三脚で動かないようにして撮影しなければなりません。

風景などに威力を発揮しそうですね。
フルサイズのK-1
APS-CのKPなどが使用可能です。

OLYMPUSのハイレゾショット

8回撮影することにより超高解像度の画像を得られるシステム。
ボディ内手振れ補正機構を利用して0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影し超高解像度画像を生成します。
OMD E-M1 Mark Ⅱであれば50Mハイレゾショットにより5000万画素相当の高解像度の画像が得られます。
ただ、8回撮影するため三脚で固定する必要があります。

詳しくはメーカーページをご覧ください

最近ではPanasonicのG9 PROが同じような機能「ハイレゾモード」を搭載している。

詳しくはメーカーページをご覧ください

まとめ

いかがでしたでしょうか。
このようにカメラメーカーごとにいろいろな機能があります。
どれも購入するのに値する機能ばかりです。

特に動きものに強い4Kフォトや6Kフォトはかなり使えそうな機能ですね。
撮影と言うよりはビデオ録画に近い感じはするかも知れませんがそれくらい気軽にベストショットが撮れるというのは大きな魅力だと思います。
ぜひカメラ購入のヒントになればと思います。