イラストの練習方法

イラストの練習方法と上達方法について書いていきます。

イラストの練習は考えて描こう

絵の練習は体のバランスや重心、筋肉の動きや服の動きなど考えて練習していく必要があります。

例えば
絵の模写をしていてなぜここの筋肉はこういう形をしているのか
とか
この可愛いキャラクターはこういう顔の比率なんだな
とか
こういう構図で描くとキャラクターが引き立つな
とか
キャラクターが走るとこういう風に重心が移動するのか
とか
こういう色の使い方をすればさらに見栄えが良くなるのか
などなど

考えながら色々な発見をしていくのです。

この考えるという行為が重要です。
何も考えずに描いていけば上達するというのは幻想なので惑わされないようにしてください。

集中力

そしてそれ以上の能力がどれだけ集中できるかということ。

机の上にどれだけいられるかが勝負になってくる。

みなさんは、どれだけの時間机に向かって絵を描き続けられるでしょうか。

2時間?それとも5時間?

よく練習生に聞いてみると2時間も自宅で描いていなかったり…

そんな時は5時間以上描きなさいって言いますけどね。

プロは仕事柄8時間以上もイラストを描く作業を行っています。

それも毎日毎日来る日もです。

こうなってくると集中力の持続時間をどれだけ長く保つことができるか、ということになってきます。
イラストのプロで8時間以上なのですから、イラストを学ぶ人は多くの時間、イラストを描かないとプロには追いつけないでしょう。

もちろん正しい練習方法で練習しなければそれすら意味のないものになってしまいますのでそこは注意しましょう。

まずはそれだけの集中力を身につけられようになりましょう。
もちろん普段の学校がある人もいますし、生活費を稼ぐためにアルバイトをしている人もいるでしょう。
それでもスケジュールを管理し、なるべく多くの時間を作りだしてイラストを描きましょう。

大切なのは自己管理能力

成功するイラストレーターの能力の一つに自分を律することが出来る能力があります。

やるべき時に自分の意思とは関係なくやる能力の事です。

たとえば

疲れて今すぐ寝たい…

今日はやる気分だからもうほっておこう。

ベッドのまどろみに勝てない…

そういう時にどう行動を取れるか…

もちろん、机に向かうことです。
プロ意識が芽生えてくればモチベーション関係なく作業することがおのずと出来るようになっていきます。
それが出来るようになれば自分の目標とする場所がグンと近くなってくるでしょう。

できればライバルを作る

ライバルがいればそれが良い刺激になることがよくあります。

ライバルが頑張るなら俺ももう少しやってみるか。

とか

あいつが出来たなら俺にも出来るはず。

という風にお互い切磋琢磨できれば素晴らしいことですね。

ライバルは身近な友人でも良いですし、SNSで描いている人でも良いです。
なるべくなら同じような環境の人が良いと思います。

導いてくれる先生を見つける

素人だとどういう風に勉強すれば良いのか、その道筋がまったく分からないと思います。
身近にプロのイラストレーターや絵の先生がいればよいのですが、そういう状況にある人も少ないでしょう。
その場合、積極的にお絵描き教室に通ったり、学校で専門的に学ぶことも視野に入れても良いと思います。

それだけ先生、という存在って重要なんですね。
間違った描き方や練習をしていると正してくれるし、正しい練習のやり方を教えてもらえますし、将来のことも相談することが出来ます。

まとめ

絵の練習って一人で描いて練習していてもそれが果たして正しいのか、自分でも分からないという場合ってありますよね。

そういう場合、このような項目に気を付けて練習してみてください。

絵の考え方は先生から教えてもらったり。
家ではしっかりと集中して絵を描いたり。
気が付いたらご飯も食べ忘れていた、なんてことになると素晴らしいです。

日常が特訓であり実戦です。
日々絵を鍛えられるよう頑張りましょう。

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