専門学校について
絵の専門学校に通おうか迷われている方も多くいらっしゃると思います。
さて、そこで問題になってくるのが果たして専門学校に通って実際に上達するかどうかが気になると思います。
専門学校は1年間で授業料が100万円以上かかる場合がほとんどです。
中には150万円近くにのぼるところもあります。
しかも大体は親御さんのお金や、中には奨学金を借りて行く人も多いかと思います。
ですので、やはりその費用に見合うだけの効果があるのかが気になるところです。
上達速度は速くなる
やはり専門に学ぶことが出来るということは、個人で勉強するよりも上達速度が速くなります。
絵について直接講師の方が教えてくれますし、友達同士教えあったり、作品の感想や、欠点などを教えてくれるからです。
カリキュラム内容
基本的な授業内容はデッサンなどの基礎画力を向上させて
パソコンの知識、CGについて学び、作品を作成します。
学校によっては実際に他の科の生徒、音楽やシナリオ、プログラマーの方と共同でゲームを作成するところもあるようです。
芸術関係のイラスト専攻であれば作品集作成や個展を開いたりなどもあるでしょう。
就職活動について
就職活動は2年制の学校であれば2年目に、3年制の学校であれば3年目に行われるのが普通です。
そしてその時期は大手などの大企業であれば5月あたりから、中堅クラスの会社であれば6から7月くらいに就職活動が行われます。
インターンシップについて
ゲーム系の学校によってはゲーム会社へのインターンシップ制度を取り入れているところもあります、
インターンシップは在学中に実際にゲーム会社で働くことが出来ます、給料が出るかは様々ですけどね。
もちろんそのまま就職してしまうことが出来ますので、あったほうが良いと思います。
ただし、デバッグのみなどのインターンではほとんど絵の向上に役立たない場合が多いですのでその場合はやめておきましょう。
ゲーム会社希望者が多いですので現実はゲーム業界に就職するのは至難の業です、確率は非常に低いでしょう。
それは忠告しておきます。
イラストレーターもまた大勢の人が志望しているので狭き門になります。
まず、学校のことを知るには資料請求して情報を得えることをおすすめします。
費用対効果は?
せっかく専門学校に通うのであれば確実に就職に結び付けたいところです。
しかし、絵の世界は厳しいものがあります。
ゲームでいえば上位5位以内に入らなければその状況は厳しいものになります。
つまり20人いれば5人以内に入れば目的の業種に就ける可能性が高くなります。
なぜかと言うと、勉強が苦手でなんとなく選んだ学生も入ってくるのでそういう人たちは意識が低いからですね。
ですが、それでも5人以内はかなり努力しなければなりません。
アニメの場合は個人事業主になりますが、仕事に携われる可能性は高いでしょう。
ただし、アニメーターの場合は出来高制がほとんどですので、手が速くなければ稼ぐことは出来ません。
ゲーム会社は社員扱いになりますので、毎月お給料をもらえますし、各種保険もあります。
まとめ
絵に携わりたければ専門学校に行くという選択肢も当然アリです。
しかし、専門学校は専門技術を学んで就職することが目的です。
就職できなかった場合はつぶしが効きにくいのは覚悟する必要があります。
特に奨学金(返済型)を借りるのであればなおさらです。
しかし、絵を描きたいのであれば専門学校だけが唯一の道ではありません。大学に通いながら自分で絵を学ぶ方法もあるでしょう。
その場合、大学の勉強も同時にする必要はありますが、一般就職の道も同時に模索できるのが利点です。
専門学校のメリット、そしてデメリットを考えて決めることをお勧めします。
僕はイラストのオンラインイラスト教室を運営しておりますので、高校生からでも学ぶことが出来るし、大学生・専門学校生も大歓迎です。
ぜひHPをご覧ください。