絵の就職活動
絵の仕事に就くにもやはり就職活動を行います。
それは専門学校生や美大生はもちろんのこと、アマチュアであっても同じことですし、転職する人たちも同じです。
自分で個展をやったり販売したりする場合は別ですが、ここでは雇われる、つまり就職についてお話しますね。
仕事の種類
まず仕事の種類ですが、イラストレーター、デザイナー、DTM、印刷関係と、絵関係と言っても実に様々あります。
そしてこれらの仕事に就くために作品を作成していきます。
もちろん作成する作品は就職先に合わせたものでなければなりません。
例えばひとくくりにゲーム会社と言ってもイラストの線画を描く原画、線画に着彩をするグラフィッカー、3DCGを専門とする3DCGデザイナーなど細かく分かれる場合があります。
最近ではスマートフォンを使用したアプリ開発会社も多いのでキャラクターのアバターを作成したり、それを指定のソフトを使用してアニメーションさせたりと行った技術も必要になってきています。
もちろん全部できれば最強ですが、複数習得するのはなかなか短期間では難しいでしょう。
ですので、自分が行きたい分野に特化して作品制作を行っていかなければなりません。
特に専門学校であれば2年制や3年制と言ったところがほとんどですので、短期間に方向性を決めて作品を制作しなければなりません。
ただ、職種によって人気度が異なるため就職しやすさというのが変わってきます。
原画に人気が集まり背景に人気が集まらないといったこともあるのでそこは自分の実力との兼ね合いで戦略を練る必要はあるでしょうけどね。
スマホアプリだとUIやキャラクターアニメーションなども良いですね。
ポートフォリオ
そして受ける職種に特化した作品が出来たらファイルにまとめ、作品集を作ります。
これを「ポートフォリオ」といいます。
ポートフォリオは作品集、人に見てもらうために見栄えよく作ります。
これを会社に送り作品選考を受けるわけです。
普通の会社と違って作品選考があるわけですね。
書類選考、そして作品選考を通って面接という流れです。
就職ではないイラストレーターなどは、新人賞などのコンテストに応募したり、出版社へ持ち込みに行ったりすることになります。
どの道もライバルが多く険しい道となると思います。
しかし、それらを勝ち抜かなければ、プロにはなれません、まずは動くことから始めていきましょう。
もし、絵を学びたいのであれば僕が運営している「オンラインイラスト教室のSTUDIO ザ・ハンド」を訪ねてみてください。