ゲーム会社って何をするところ?と思われている人もいるかもしれません。
ゲーム会社とはプレイステーションやニンテンドー3DS、XBOXなどのゲーム機やパソコンのソフトなど、デジタル機器を使用して遊ぶためのソフトを制作する会社のことです。
近頃ではスマートフォンやiPadでゲームをするいわゆるスマホゲームを制作する会社が勢いがあるようです。
というかめちゃめちゃ多いですね。
上場企業で言えばモンスターストライクのミクシィやパズル&ドラゴンのガンホーなどは聞いた事があるのではないでしょうか。
ゲーム会社は主に全て自社でゲームを作成しているところと、一部、または全てを外注で下請け会社に任せている会社があります。
ですのでゲーム会社は下請けも存在し、聞いたこともないような会社も存在するのです。
ちなみに開発会社の事をデベロッパー、発売元をパブリッシャーと言ったりします。
ゲーム会社のスタッフはそれぞれ役割を分担してゲームソフトを製作していきます。
それぞれの役割は
・企画を担当するディレクターやプランナー
・企画やチームのスケジュール管理を行うディレクター
・ストーリーを作るシナリオライター
・ゲーム画面に表示する絵を作成するグラフィックデザイナーまたはデザイナー
・ゲーム中の音を担当するサウンドクリエイター
・制作費を出すプロデューサー
などです、役職名は会社によって様々です、それに複数をこなしてしまう人もいます。
企画とシナリオを作る人が同じだったりします。
例えばディレクターは大きな会社だと複数人いたりしますが、中規模くらいであれば企画とシナリオなど複数を同時に兼務する事もあります。
また他の職種からディレクターになる事も珍しいことではありません。
通常であれば企画ゲームシステムを考えるプランナーからディレクターになるのが順当です。
デザイナーさんもその制作内容によって細かく別れる場合があります。
・ゲームのキャラクターやイラストを描くイラストレーター、または原画家。
・原画の着彩やその他のゲームパーツを制作する2DCGデザイナー、またはグラフィックデザイナー。
・3DCGを制作する3DCGデザイナー。
・ドットを制作するドッター。
・エフェクトや特殊効果などを制作するVFXデザイナー。
まあ、いっぱありますね。
大手の企業ほど細かく分かれます。
ちなみに外注に任せる所もありますね。
ゲームのパッケージイラストやキャラクターデザインは有名なイラストレーターさんに外注を出す場合があります。
もしくはメイン部分を全て外注することもあります。
というように同じ絵を担当する人でもいろいろな仕事があるんですね。
だから絵で仕事をすることは、才能が必要とかそんなに難しいことではないんですね。
狭き門なのは確かですが。
今回はゲーム会社の職種の話しをしました。少しはゲーム業界に興味を持ってもらえたかな。
ゲーム会社に就職を考えている場合は、具体的にどんな仕事をしたいのかある程度決めれば就職先品の内容も見えてくるでしょう。
イラストの仕事をしたい場合は、就職した後に出世してイラストを描くか、外注のイラストレーターらとして使ってもらうという事になります。
また、ゲーム会社でイラストを描いて名前を売ってからイラストレーターとして独立する人もいます。
それではまた今後もゲーム業界についてもいろいろと書いていきます。