フリーランスの利点 経費で落とせ

フリーランスで最終的な手取りの収入を確保する方法の一つに経費で落とすということを使っていく必要があります。

これを上手く活用できるかでかなり支払う税金を少なくすることが可能です。

会社員に出来なくてフリーランスなどの個人事業主が出来るこの経費は非常に重要なのでぜひ覚えておきましょう。

経費というと何か怪しいものだと会社員の方は思うかも知れません。
そして何か特別な権利のように思ってしまいます。

この経費が多くなると結果的に支払う税金が少なくて済むという最大のメリットがあります。

これは収入が多くなればなるほど所得に対して課税率が上がりますので税金の差が大きくなっていきます。

例えば

所得金額が195万円以下であれば税率は5%です。
しかし、330万円から695万円になると税率は20%
そして900万円から1800万円以下だと税率は33%にもなるのです。

そしてその税率分経費の影響が大きくなっていきます。
所得が増えるほど経費はバカに出来ないということです。

同じパソコン代であっても所得が高いとより多くの金額を浮かすことが可能ということです。

例えば20万円のパソコンの購入の場合
195万円以下の場合は税率5%ですので所得税1万円軽減できます。
しかし、所得が400万円の人は税率20%になるので軽減できる所得税が4万円にもなるのです。

一気に4倍になっちゃいましたね・・・

いかに経費が大事かということが分かりますね。
またギリギリ所得340万円で税率20%の方も経費で15万円低く出来ると
所得325万円になるので税率は半分の10%にもなるのです。

この差は大きいですね。

では、デザイナーの場合の経費にしやすいものを見てみましょう。

フリーランスデザイナーの経費の例

ペンタブレットやパソコンも経費に出来る

デザイナーであればペンタブレットやパソコンなども経費に出来ます。


会社員時代だと会社が支給してくれれば良いのですが。
世の中そんな優良企業ばかりではありません。
中には自分で自腹を切っていた人もいるでしょう。

ペンタブレットなど会社の支給品だと自分に合っていない場合もありますし、液タブなどの高級ペンタブの場合は用意してくれないところもあるでしょう。

ですが、フリーランスの場合はこれをすべて経費とすることが可能なのです。

ただし、パソコンの場合など業務で使用することが前提でプライベートで使用するならその分を分けなければなりませんけどね。

雑誌などの購入が可能

普通会社員なら雑誌などは個人の趣味のものでは当然経費には出来ませんよね。全部自腹で買っていたと思います。

たとえば絵の技法書であったり、ゲームなどの業界紙であったりするわけです。

しかし、趣味を仕事にすると仕事ということで経費に出来るんです。
これって便利ですよね。

好きな本が経費で買うことが出来る。
これもフリーランスの利点です。

ですので仕事で使うならどんどん経費にした方が良いわけです。

旅行費も経費になる!いや、旅行じゃなく視察費です

そして視察費も経費にすることが可能です。

例えばちょっと作画の資料に想像を膨らませるために南の海を見に行こう
とか、作画のモンスターのアイデアのために動物を見に行こう
といったことでも大丈夫です。

例えばバリ島に行って海を堪能するとか、実際に虎を見にプーケットに行くとかですね。

あ、これ俺の例だった・・・

そして視察へ行って色々な物を見たり写真を撮ったりするのです。

そこから後でそのアイデアを活かさなくても大丈夫なのです。
視察したけど取りやめたという感じですね。

その場合はなるべく取りやめた理由などを記録しておくと良いでしょう。

では、海外視察の場合はどうなのかというと

往復の航空券などの交通費は経費に出来ます。
しかし、食事代は経費には出来ないんですね、この食事代は特殊な例を除いてはたいてい経費には出来ません。

また仕事と遊びを兼ねた場合は当然ながら遊んだぶんは経費に出来ません。
仕事の日は経費に出来ても遊んだ日は経費に出来ないんですね。

食事代であってもお客さんになってくれそうな相手との食事は大丈夫です。

通勤のチャリも経費に出来る

通勤するための物であれば経費にすることが出来ます。
例えば自転車とかですね。
コワーキングスペースで仕事をするならそこへ行くのにチャリとか必要になる場合があります。
その場合も経費にすることが可能です。

アイデアを膨らます手段も経費に出来ちゃう!?

デザイナーの場合アイデアを膨らます必要がありますよね。

このアイデアを膨らませたりストックするためにデザイナーであれば画集などを経費で購入することもできます。

これもかなり大きいのではないでしょうか。

ただし、あまりにも関係ないものは経費としては難しいでしょう。

仕事で使うならカフェも経費に出来ます

仕事でいつもカフェを使用する人も多いのではないでしょうか。
私もその一人でコメダ珈琲やマック、スタバなども使用しています。

そしてこのカフェ代も経費に出来るんです。
これはかなり良いのではないかと思います。

またコワーキングスペースなども同じ理由で経費として落とすことが可能です。

領収書を取っておこう

経費として落とすためにはやはり証拠が必要です。
そのために必要になってくるのが領収書という存在です。
まあ領収書でなくともレシートでも大丈夫です。

自分が支払ったという証拠を必ず残すようにしましょう。

またその目的も記録しておいた方が良いです。

誰と何のために使ったのか、などなどいちいちメモしておいた方が良いでしょう。

領収書の場合は必ず相手の名前と自分の名前を入れておく必要があります。
もれも誰が誰に支払ったのかの証拠になるからです。また5万円以上の領収書を発行した場合は収入印紙が必要になるのでここは注意してください。

マジか!?ベビーシッター代は経費にならない!

なんとベビーシッター代は経費にならないんですね。
赤ちゃんの面倒を見ながら仕事をするなんてかなり難しいと言わざるを得ません。

ですが、現状ではそんなことはできないようです。
これはちょっと…と言う感じですね。

本気で少子化を解消する気はあるのかちょっと疑っちゃいますよね。

まとめ

このように色々な物をフリーランスであれば経費として落とすことが出来ます。

もちろん仕事に直結したものに限りはしますが、たいていフリーランスであれば好きなものを仕事にしている場合が多いのですこの恩恵はかなりありますね。

ぜひ、みなさんも物やサービスを購入する際の参考にしてみてくださいね。

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