フリーランスは厳しい?

フリーランスになろうと思っている方は世の中多いと思います。
何しろ仕事を自由に選ぶことが出来ますし、時間も自由に使うことが出来ます。ライフスタイルも自由ですので自分の理想の働き方を追求することが出来ます。

では、そんなフリーランスになることで大変なこととは何でしょうか。

私は現在フリーランスのデザイナーをやっております。
主に主戦場はゲームグラフィックと絵の講師です。
この業界には会社員時代も含めると13年以上携わっています。

では、今日はフリーランスの厳しいところを書いてみたいと思います。

フリーランスは案件獲得が厳しい

やはり皆さん心配するのがこの案件獲得だと思います。ここは想像通りです。
一度仕事を獲得して顧客が増えていき、安定して回り始めるまでが、一番厳しい部分でもあります。
特に駆け出しのフリーランスは仕事を獲得するための材料が不足しています。
それは経験と実績です。

これがあってこそ仕事を獲得していくことが出来るのです。
まずはここを獲得するために様々な方法を使って自分をアピールしていかなければなりません。

それは営業をかけていくのでも良いですし、SNSで情報発信をしたり、ホームページを作成したりと収入に直結しない部分もやらないといけないなどかなり忙しいことになります。

厳しい!

営業が厳しい

フリーランスで営業は必須とは言えませんが、営業で仕事を獲得できれば仕事をもらうことが出来ますし、何しろ即効性があります。
しかし、フリーランスはもともと技術職なだけあって営業ができないという人が多いのが現状です。

営業の方法は応募、電話やメール、など様々なアプローチの方法があります。
よく使われるのが応募です。直接電話で話すことも少ないですし、ポートフォリオをまとめてエントリーすれば良いですからね。
企業が出している求人にフリーランス向けの外注募集などに応募していくということですね。

ただ、やはり企業の募集となるとそれだけ応募している人数もハンパなく多いのです!
それにレベルもかなり高いものも求められるのです。
厳しい!

SNSが厳しい

営業など仕事を獲得するために自分をアピールする材料としてSNSを利用する必要があります。

今の時代、自分からいろいろと発表していかないと、案件どころか自分の存在をアピールしていくことが出来ません。

最初から名が売れていれば良いのですが、なかなかそれは難しいでしょう。ですのでSNSはだれでも通る道とも言えますし、これを運営するのも楽ではありません。

SNSにはいろいろな種類があり、特徴もそれぞれです。

ブログ

私の場合は主にブログに力を入れています。
ブログの場合はどうしても文字を書かなければならないので、イラストレーターやデザイナーには若干不利な部分があると思います。
文字を書かないと検索エンジンが評価してくれないという側面があるのがデザイナーには難点でしょう。
しかし、文字で伝える人が得意な人はブログも良いツールであることは確かです。

Twitter

絵だけでもアピールできるツールがTwitterです。
140文字の短い文章とともに絵や動画などもツイートできます。
フォロワーが多くなればそれだけ名が売れることになり、仕事につながっていきます。

Youtube

自分のチャンネルを作成することによって動画で発信することが可能です。
上手く使えば自分の能力をアピールすることが出来るし、ファンを作ることもできます。
また広告収入を得ることも可能です。

このようにSNSにはかなりたくさんありますが、それらを育てることってかなり厳しいんですね。
だいたいどれも更新頻度が大切なので日々せっせと更新していかなければなりません。

しかもそれをやったとしてもファンが増えてくれるとは限らないんですね。
日々更新しても最初はアクセスがほとんどありません。
厳しいです。

フリーランスは自己管理が厳しい

自己管理というと朝起きたり夜起きたりっていうこともありますけど、意外とここはどうでもよいと思います。
夜が得な人もいれば朝が得意な人もいますからね。
夜が得意な人はとことん深夜に仕事をやっていればよいわけです。

しかし、体調管理となるとそう簡単ではありません。
一度病気で動けなくなると仕事がそこですべてストップしてしまいます。
それが仕事の締め切りが近いとかなり大変なことになってしまいます。
そういう場合は延期できないかクライアントに相談する必要があります。
それができない場合は厳しいですね。病気の体をおしてでも仕事をやる遂げなくてはなりません。中には期限を守らないと違約金が発生してしまうこともあります。

仕事が多すぎて厳しい

仕事がないのも厳しいですが、仕事がありすぎるのも厳しいです。

フリーランスでも、身は一つです。自分でできる仕事の量って決まっています。

ですのでいくら仕事があっても受けられない案件が出てくるのです。
しかも無理して仕事をしても次から次へと仕事がやってくるので休まる日がありません。

フリーランスって稼げるなら稼ごうとするので仕事を請け負いすぎる傾向にあるのでいつの間にか疲れが蓄積されていくんですね。

フリーランスは収入を安定させるのが厳しい

フリーランスは案件を受けて収入が成り立つ場合がほとんどです。
そしてその案件の金額は様々です。
ある程度の相場はあっても仕事の内容も変わってくれば作業の見積もりもはずれることもあります。
また、仕事が忙しい時もあれば暇な時もあります。
ですので収入を安定させるのってフリーランスにとってはかなり大変なのです。

フリーランスは経理をしなければならない

フリーランスはただ仕事をしていれば良いわけではありません。
日々のお金の出入りを管理して計算しなければなりません。
そして確定申告をして払う税金を確定させます。

このお金の計算は仕事の備品を購入したり、仕事でカフェを利用した時も経費として計算していかなければなりません。
そして領収書やレシートをもらって管理しなければならないのです。

仲介業者の手数料が厳しい

ランサーズやクラウドワークス、ココナラなどの仲介業者を利用するフリーランスも多いです。

仲介業者はサイトで案件を集めてくれるので便利な部分はありますが、手数料も支払わなければなりません。

私の場合はココナラで80万円ほどの案件を得た際、14万円ほどの手数料を支払ったこともあります。

信用力が低くて厳しい

例えば家を買うときにローンって組むことが多いと思います。また車を買うときにもローンを組むでしょう。
また、クレジットカードを作るときもあると思います。

これは社会人としての信用力が試されます。
フリーランスだと公務員や会社員と違って個人事業者とみなされます。
そのため収入が不安定だと思われて審査が厳しくなりがちなのです。

世知辛い!

まとめ

このようにフリーランス特有の厳しい現実があるのも事実です。
フリーランスになる前によく考えて行動すると後悔も少ないでしょう。

ただ、フリーランスには自由に働けるという最大の利点があるのでフリーランスの魅力が厳しい部分より大きければやってみる価値はありますぜ!

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