社会人で絵を勉強する方法

社会人で絵を勉強したいという方は多いかと思います。

社会人だと普段はフルタイムの仕事をしているためどうしても絵を描く時間が少なくなってしまいます。

それに仕事で疲れているとなかなか絵を描く気になれないかも知れません。
時には一日中絵を描いている人たちをうらやましく思う時もあるでしょう。

時間を有効に使うことが出来る

ですが社会人であれば時間を有効に活用できるという特徴があります。社会人は時間が少ないと思われるかもしれませんが、実はそういうわけではないんですね。

学生やフリーターの方が一日で多く絵を描けているというのはたしかにあります。
しかしそれを長期的に続けるのは難しいでしょう。

社会人は時間がほぼ無制限で利用できるという利点があります。
え?無制限で使用関るわけないじゃん。

と思われた方もいらっしゃるでしょう。
社会人の方は一日で絵がかける時間は確かに限られています。
例えば忙しい方ですと1日2時間とかになってしまいます。
多くても3時間4時間程度だと思います。

しかし、それを長期間続けることが出来るのが社会人の最大の利点です。
当然学生の場合は期間が決まっているので延々と描き続けるということは出来ません。
いずれは進学なり就職をしなければならなくなります。

しかし、社会人は安定して毎日絵を描いていけば良いのです。
しかも焦ることはないので効率的に学ぶことが出来ます。

長期的視野を持ちましょう

長期間続けることが出来るので長期的視野を持つ必要があります。
長期間というのは年単位のことです。

絵が上手くなる要素で一番重要なのがこのずっと続けられるということなんですね。
これが社会人の最大の利点であり有利な点です。

これを何年も続けていけば絵が上手くなる確率が非常に高まります。
当然と言われれば当然なんですが、意外とここの視野が抜けている人が多いです。

絵を効率的に学ぶことが出来る

学生やフリーターの方は収入がなかったり、また社会人より少ないという場合が多いのでそこが欠点とも言えます。
しかし、社会人であれば自由になるお金が比較的多くなります。

ですので機材も揃えやすいし、参考書もより多く購入することが出来ます。
もちろん絵を学ぶ教室に通うことも出来ますね。

焦る必要がない

社会人ですので、絵が描けないからと言って生活に困ることはありません。
ですので学生などと比べるとあせる必要はまったくありません。
ですので自分の好きな絵を極めたり、同人活動など比較的計画的に出したり学んだりすることが出来ます。

これは大きな利点です。

技術に投資することが出来る

社会人が勉強するには資金がある程度ありますのでパソコンやソフトをすぐにそろえることが出来ます。

しかし、時間が限られるので専門の教育を受けたほうが長続きするし、上達も早いです。

上達するには2つの方法がある

社会人が絵が上達するには2つの方法があります。

一つ目はイラストの教育を受ける。
二つ目は独学で頑張る。
ということです。

イラストの教育を受ける場合

イラストの教室に通うのは近道

社会人であれば潤沢に時間があるわけではありません。
ですので独学をしていては回り道が多くなりますのであまりお勧めは出来ません。
そこで学校に通ったりしてプロの目から見てもらほうが結果的に時間を節約することになります。

これは英語の学習だと分かりやすいです。
独学だと一人で聞いて話すということはなかなか難しいです。
そうなれば会話という実戦がないので上達はかなり厳しくなります。

これは絵でも同じことです。
絵を描いてどこをどう言う風に直せばいいのかなかなか自分では分かりにくいでしょう。

ですので教えてくれる先生がいる学校に通うのがおススメです。

環境について

参考書は買っても良いがそこはなるべく教えてくれる人と同じものが良いです。
学校など教えてくれる人がいればなるべく同じ環境をそろえるほうが正解です。
参考書も使っているOS、そしてソフトも揃えるのが良いでしょう。
そうすると効率的に学ぶことが出来ます。
例えば先生がクリップスタジオを使っているならクリップスタジオ。
先生がおすすめの本があれば同じ本。
で学ぶと無駄がありません。

資金的に余裕があるなら液タブの方が慣れは早いです。
しかし、板タブも液タブも慣れればどちらもさほど変わりません。

学校はやはり都市部が多い

やはり絵を学ぶ学校は都市部に集中しています。
人が少ない所は残念ながら教室や夜間学校は少なくなるでしょう。
そういう時は近くのデッサン教室やオンラインレッスンを探すのが有効です。

独学に挑戦する場合

もう一つは独学になりますが
独学の場合は何よりもどこから学ぶのかが重要になります。

プロの友人がいれば良いのですが、なかなかそう都合よくそういうことは少ないでしょう。
それにプロは無償ではつきっきりで教えてもらうことはなかなか出来ないでしょうから。
ということであればやはり参考書などになってきます。

まずお勧めなのが「やさしい人物画」
そして「パース塾」、これをまずは練習しましょう。

特に基本はすべてこの「やさしい人物画」に載っているので学習できます。
一番大切なのが人体のバランスとアタリを使ってキャラクターを描いていきます。

そしてパースは「パース塾」を読むと分かりやすいですね。
この本は漫画形式で楽しくパースについて学ぶことが出来る優秀な本です。

人体を学ぶなら「デッサン人形」はおすすめ。
デッサン人形があれば立体的なものが目の前にあるのでそれを模写していくのは非常に役に立ちます。
特にフィグマのデッサン人形はそのままアタリとしても使えるほど完成度が高いのでお勧めですね。

独学で学び始めに揃えたほうが良いもの

デッサン人形があると立体的に学びやすい。
クリップスタジオ
やさしい人物画
パソコンとペンタブ

と言ったところでしょう。

あとは上手い絵師さんの模写をして絵柄を鍛えたりすると良いですね。

基本的には絵は「画力」「絵柄」で決まります。
どちらも長い間描いていかなければ習得は難しいでしょう。
頑張ってください。

問題は独学で上手くなるかは個人差があるということ

これで素直に上手くなれば問題ありません。その場合特に悪い癖というのが無いということになります。

しかし、ここでなかなか上手くならなかったり絵が独特すぎるということが起こりやすいです。その場合変なクセや先入観で描いている場合があります。

そこで一人ですべてを完結させようとすると限界があります。
ここはやはり絵をプロに見せてそのフィードバックを受けるのが正解でしょう。

その場合は私のオンラインレッスンを訪ねてみてくださいね。

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