RGB(アールジービー)とCMYK(シーエムワイケー)
よくイラストの世界やデザインの世界では専門用語としてRGBやCMYKという言葉が使用されます。
これは混色方法なのですが、私たちの身の回りにこの混色方法はたくさんあります。
パソコンで絵を描いたり、絵の具で絵を描いたり。
または印刷所で印刷したり、ディスプレイを使用したり。
絵やデザインの世界では基礎知識となりますのでこの、RGBとCMYKを学んでみましょう。
RGB
RGBはレッド・グリーン・ブルーの色の組み合わせですべての色を表現します。主にパソコンのディスプレイやテレビ・スマートフォンやiphoneなどの画面の表示に使われます。
加法混色という混色方法で表現され、すべての色が最大で重なると白になります。
逆にすべての色が0だと黒になります。
ライトにカラーフィルムをつけて混色するイメージだと分かりやすいですね。
R:レッド
G:グリーン
B:ブルー
C:シアン
M:マゼンタ
Y:イエロー
このような感じになります。
この加法混色が使われているのはテレビであったり、パソコンのディスプレイであったりします。
通常パソコンで絵を描くときにもこのRGBを使って絵を描いていく場合がほとんどです。
CMYK(シーエムワイケイ)
CMYKはシアン・マゼンタ・イエロー・キー色の組み合わせで表現されます。
ちなみにシアンは青緑、マゼンは赤紫、イエローは黄の色になります。
主に印刷で使われるものはこのCMYKが使用されます。
減法混色で、CMYの色が最大値で混ざると黒になります。
ですが、実際の印刷で完全な黒を表現するにはCMYでは難しいですので(暗くはなるがかなり濁ったような感じになり完全に黒を表現できない)、CMYにキー色である黒を加えてCMYKとしているんですね。
絵の具を混色するイメージだと分かりやすいですね。
C:シアン
M:マゼンタ
Y:イエロー
R:レッド
G:グリーン
B:ブルー
主にこの減法混色が使われるのは絵の具で合ったり、印刷などです。
パソコンのプリンターを購入した際にもこのCMYKを基本としたインクを購入することになります。
Photoshopの編集ではメインではRGBを使用し、印刷などでCMYKを使用することも可能です。
ただし、CMYKはRGBほど色数は多くはありません。
イラストを印刷する場合、RGBで編集して印刷する場合CMYKにするなどして再度調整すると良いでしょう。