お絵かきするパソコンを購入するときにパソコンのスペックを見て購入すると思います。
パソコンのスペックって分かりづらいですよね。
お店に行ってもCPUとか良くわからない…
店員さんは高性能なパソコンが良いっていうけど本当かな?
高性能パソコンって高いよ!
などなど色々とあると思います。
特にパソコンに詳しくない人はこういう専門用語が出てくると頭の中に???が浮かんでしまうと思います。
今日はそんな方に向けてパソコンの頭脳と言われるCPUについて書こうと思います。
ちなみに私は自分でパソコンを自作したり、ゲーム会社では会社のパソコンを管理していたりしたので知識はあると思います。
目次
CPUとは何?
CPUとはパソコンのパーツの一部で計算を担当する重要なパーツなのです。
いわゆる人間でいうところの脳と同じなんですね。
つまり考えるところなんです。
これが高性能だと計算が速くなるのでソフトの動作が速くなるのです。
つまりお絵かきソフトであるクリスタやフォトショップが高速化するんですね。
ですので高性能だと快適に作業が出来るのです。
ちなみにメモリが少ないと快適に動作しないのでそこだけは注意してください。
メモリとはCPUとは別の記憶装置のことです。
メモリが無いとCPUの能力を発揮できません。
CPUの性能
CPUの性能はクロック周波数とコア数、キャッシュで決まってきます。
クロック周波数
クロック周波数はGhz(ギガヘルツ)の単位で表す処理能力そのものです。
例えば3Ghzとか2.4Ghzとか書かれています。
もちろん数字が大きい方が処理能力が高いです。
コア数とは
コアとはCPUの核となる部分で実際に計算を行うところです。
これが多いと並行して複数の処理をすることが出来ます。
例えば絵を描きながら動画のレンダリングをしたり、などなど複数のことが出来るようになるんです。
もちろんコア数が多い方がそれだけ高性能といえます。
キャッシュ
キャッシュは記憶装置でデータを保存する場所です。
これがCPUの中に入っており処理するデータをここからやり取りします。
ですのでこの量が多いほど高性能ということになります。
CPUのブランド
パソコンのCPUを提供している会社はインテルとAMDに分けられることが多いです。
インテルもAMDもアメリカの半導体メーカーです。
インテルの方がメジャーなブランドとして認知されていると思います。
ですのでインテルの方が性能に対して若干お値段高めといえます。
インテルのCPU
インテルのCPUはCore i~という名称で性能がだいたい分かります。
もちろん新しい時期に出たほうが性能は上なのは言うまでもありません。
Core i9 インテルの最も高性能なCPUの名称
お絵かき性能◎
Core i7 インテルの高性能CPUの名称
お絵かき性能◎
Core i5 インテルの中クラスのCPUの名称
お絵かき性能◎
Core i3 インテルの低クラスのCPUの名称
お絵かき性能〇
という後半の数字でCPUの性能を見分けることが出来ます。
AMDのCPU
AMDのCPUはRyzenという名称のCPU名です。
Ryzen 9 AMDの最も高性能なCPUの名称
お絵かき性能◎
Ryzen 7 AMDの高性能CPUの名称
お絵かき性能◎
Ryzen 5 AMDの中クラスのCPUの名称
お絵かき性能◎
Ryzen 3 AMDの低クラスのCPUの名称
お絵かき性能〇
という風に名称+ナンバーでそのCPUの性能をだいたい理解することが出来ます。
お絵かき性能を見ると分かる通りほとんどのCPUで絵を描くことが出来ます。
つまり今の時代においてお絵かきというのはそこまで性能の高いCPUを使う必要はありません。
ですので中堅くらいのCPUで問題なく絵を描くことが出来ます。
私の場合はインテルのCPUのCore i5を使っています。
高性能なCPUは熱問題もある
高性能なCPUは熱を発しやすいのでモバイル系であればファンが搭載されていたりします。
例えばSurface proだとCore i5はファンレスですが、Core i7はファンが搭載されています。
そのため動作音はCore i5の方が静かと言えるでしょう。
このように高性能なCPUは熱問題があることを頭の片隅に入れておきましょう。
まとめ
お絵かきマシンを選ぶ際のCPUについて書いてみましたが、お絵かきするだけならそこまで高性能なCPUは必要ないでしょう。
中堅クラスで十分に絵を描くことが出来ます。
どちらかというとメモリの方が重要な側面があります。
しかし、動画編集や3DCGまで行うのであれば高性能なCPUも視野にいれる必要性は出てきます。