コピックの紹介

コピックの紹介

今回はコピックについてお話してみましょう。

みなさんこんにちは、イラスト講師のSHIMAです。

今回は広く使用されているコピックと言う画材を紹介していきます。

コピックはアルコールマーカーのひとつで.Tooさんより販売されている商品となります。
コピックと一口に言っても様々な種類が販売されています。

イラストでよく使用されているのは、コピックスケッチとコピックチャオです。
この2つがかなり人気なんですね。

コピックスケッチ

色数は358色あります。

コピックスケッチはそのブラシが特徴的でスーパーブラシとミディアムブローの2つのブラシ(ニブ)があります。

スーパーブラシ

ミディアムブロー


コピックチャオ

コピックスケッチよりインクの量が少なくペンのように丸いタイプです。


ブラシはスーパーブラシとミディアムブローで、コピックスケッチと変わりません。

スーパーブラシ

ミディアムブロー

こような特徴があるんですね。

価格はコピックスケッチが418円(税込み)コピックチャオが275円円(税込み)となっています。

コピックはプロの現場でも簡易着彩などで使用されていたり、アナログ描きにとってはそのまま完成までもっていける画材でかなり人気があります。
アナログ画材なので画材を消費していきますが、デジタルより直に紙に描く楽しさがあります。

インクの補充について

ちなみにインクを消費してもコピックインクで補充することが出来ます。

コピックインク

昔はバリオスインクと言うものがありましたが、現在ではコピックインクという商品でコピックのインク補充を行います。

価格は418円(税込み)となっており、これ1本でコピックスケッチを約7回分コピックチャオを約9回分補充することが出来るんですね。

ですのでこれを使用した方がお金を節約できます。
良く使用する色のコピックインクは購入しておいた方が良いでしょう。

ただ、もちろんコピックだけだと色を塗るだけなのでそのほかの画材と併用してイラストを描いていくことになります。

コピックマルチライナー

コピックマルチライナー

コピックマルチライナー

コピックマルチライナーはイラストの主線を描くためのドローイングペンです。
コピックで色を塗ってもにじまない仕様です。太さも色も様々あります。
基本的なブラック、セピアあたりはそろえておくと主線に使用していけます。

コピックで塗る紙はどれが良いのかと言うと
私がよく使用しているのはコピー用紙と漫画原稿用紙です。

コピー用紙

コピー用紙は薄く単価も安いので積極的に使用していける紙です。
薄いのでコピックがムラを抑えて着彩することが出来ます。
発色もきれいです。
ただ、紙は薄いですので裏写りすることがありますので裏に別の髪を敷いて塗っていく必要があります。

漫画原稿用紙

デリーター漫画原稿用紙

漫画原稿用紙はデリーターから出ている デリーター原稿用紙の無地タイプがおすすめです。
適度な厚みがあり、発色も良いです。

コピックの着彩の手順

①まずは下書きをする

まずはコピー用紙などに下絵を描きましょう。
この場合デジタルを使用しても問題ありません。

②トレスして下絵を準備する

次にトレス台などを使用してコピックマルチライナーなどのミリペンで主線を引いていきます。

③別用紙の試しに着彩して色番号の計画を立てる

次にコピックで着彩していきます。
コピックに色番号がありますので肌など定番の色番号で塗っていくと良いでしょう。

まずは別の用紙に試し書きしてから本番に着彩していきます。

肌ですと
E0000
E000
YR0000

などは肌に使いやすい色番号です。

④本番の着彩

次に本番を描いていきます。

なるべく薄い色から塗っていった方が失敗は少なくなります。

基本的にはハイライトなどの白い部分は紙の下地の色をそのまま使います。
ですので白いところは塗り残すように着彩する必要があります。

色はまずはベースの薄い色から着愛していき、その次に陰の色を塗るという順番で着彩していきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コピックは広く使用されているアナログ画材のひとつです。
それはアマチュアからプロまでの作品制作の使用に使えるということ。

水彩や油彩と違って水張りなどが必要なく手軽に着彩に入れるのが大きな利点なんです。

このコピックは画材店で手に入りますが、地方の画材店だと売ってないところもあるでしょう。

私の地元でもなかなか手に入りません。

そういう場合はインターネットで購入することをおすすめします。













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