絵描きの生活はどんなものか、私の例を紹介します。

今日は絵描きの生活の例を紹介したいと思います。

私は絵描きとして17年間過ごしてきました。
始めはアルバイトから入ってゲーム会社や専門の学校の講師。
そしてそこから独立して現在はフリーランスのデザイナーとして活動しています。

そして絵描きの生活はどんなものか紹介していきたいと思います。

学生時代、練習生の時代の生活

練習生の時の生活についてお話します。
みなさんの中にも現在絵を練習して専門学校などに通っている方も多いと思います。
まず、学生であれば学校に通わなければなりません。

絵を描く時間はだいたい10時間

絵を学んでいる学生であればだいたい10時間くらいを目安に絵を描いていきます。
起きている時間と食事や睡眠などの時間を覗いてほぼ絵を描いていることになりますね。
学校に言っている授業時間や、それにプラスして
授業が終了したら友人と学校に残りそのまま作品制作を行っていきます。
もう日中から夜中まで絵を描きまくる生活です。

プロが10時間以上仕事をして実力を上げているのですからそれ以上に学生であれば努力していかないと追いつけないですからね。
当然と言えば当然のことです。

遊びについて

たまに友人とゲームセンターやカラオケなどに行ったりもします。
やはりゲームが好きで初めて絵だったのでたまにはゲームで息抜きしていました。
ゲームセンターなので長くても1時間2時間くらいなのでちょうど良かったです。

練習生の時の失敗

携帯ゲーム機を購入してしまったことがかなりの失敗だったと思います。
どうしてももともとゲーム好きなのでゲームには興味があるのですが、それを据え置きや携帯ゲーム機を購入してしまうと一日中遊んでしまうんですね。
これはいけなかったです。

1週間程度でクリアして後はほとんどやらないようにしました。
しかし、ゲームセンターなどは一日中遊ぶわけではないので少しの時間やっていました。

住んでいる場所

住む場所はやはり学校の近くになります。
私の場合は鹿児島から東京へ上京していたので部屋は学校の寮を使用していました。
それでも月々5万円ほどかかったと思います。

やはり学校から通学できる距離にあれば良いのですが、こういう絵を学ぶ学校というのはある程度大きな都市でなければないですからね。
多くの人が部屋を借りることになると思います。

東京であればやはり最低でも5万円ほどからになると思います。

通学は電車

東京ですと通学はやはり電車で移動することになります。
ですので交通費も始めに計算しておかないといけないですね。

この時代の絵を描くマシン

この時代、学生時代だと昔はデスクトップとパソコンCRTのディスプレイでした。
それでも自作して20万円ほどだったと思います。
ペンタブレットは板タブを使用していました。

だいたいが学校で過ごすので学校のパソコンを使用すれば問題はありません。
今の時代であればSurfaceなどの良いパソコンが出ているのでそういうものを選ぶと学校でも自宅でも作業できるでしょう。

ゲーム会社時代の生活

私は2か所のゲーム会社に勤めました。

勤務時間はもちろん8時間ですが、やはり残業もある。

まず9時ごろにゲーム会社へ出勤します。
そして色々な絵のお仕事をしていきます。
私の場合はイラストの着彩やゲーム画面作成、絵コンテ、アニメーションなどをやっていました。

会社では仕上げなければならない締め切りがあらかじめ決まっているのでそれに間に合わせるように制作していかなければなりません。

ですので間に合わなければ残業するということもありましたね。

その他遊びなど

その後にジムに行って運動したりしていました。
ジムに行くと健康的もなります。やはり絵を描く生活であれば運動不足はかなり多くの人の悩みでもあります。ジム通いして運動するのはかなりおすすめです。

絵を描く機材

自宅であれば自分で用意したパソコンで絵を描くことになります。
仕事であれば会社が用意したパソコンで作業することになります。

社会人ですので絵を描くマシンにお金をかけることも出来るようになっていきます。
私の場合は特大サイズの板タブを購入しましたが、今の時代であれば液タブなどを購入することが出来るでしょう。

住む場所

また会社によっては寮もありました。
寮だと家賃が安いのでかなり助かります。
だいたい2万円くらいだったと思います。
ですが、多くの人は自分で部屋を借りる必要があります。
東京だと5万円からだし、地方都市であれば3万5千円くらいからになると思います。

ゲーム会社勤務となるとはやはり実家を離れる方は多いと思います。
だいたいゲーム会社って東京や大阪などの大都市に集中しています。
私の出身は鹿児島なのでやはり東京などに行きました。

そういう生活になる場合は多いと思います。
これは会社自体が多くはないのであるあるだと思います。

基本的にデザイン事務所などは需要が各都市でありますのでどこでもあるのですが、
ゲーム会社やアニメ会社等はそうではありません。

ですのでどうしても引っ越しの必要性は出てくるんですね。

ゲーム会社でもそれほど多くの残業時間は普段は発生しないでしょう。
しかし、

締め切りなどが近づいてくるとやはり発生はしてしまうのでそれは仕方のないことです。

専門の学校講師時代の生活

仕事について

勤務時間は8時間
しかし、やはり残業もあります。

講師となるとやはり教える仕事なので授業時間でだいたい6時間ほど取られてしまいます。
そのほかの時間でテスト添削や授業準備などの時間が必要です。
また、オープンキャンパスなどのイベントにも参加していく必要があります。

その他の時間

他の時間で色々な本を読んだり勉強していました。
絵の技法書はもちろんのこと、営業などのビジネス書も多く読んでいました。

フリーランス時代の生活

フリーランスとして独立すると働く時間を自由に選択することが出来ます。
ですので多く働くことも少なく抑えることも可能なのです。

私の場合はだいたい1日8時間くらいです。
8時間働けば生活して貯金することも出来ています。

海外ノマド

多くは海外を旅行しながら生活しています。
ですので1か所に留まることも移動しながら働くことも出来ています。

海外でそこまで物価が高くない場所でも東京並みの大都会もあります。
ですので短期間など滞在するには不自由は少ないでしょう。

タクシーなどスマホで呼べて安いので東京より生活しやすいかも知れません。

仕事はカフェやコワーキングスペースを使用

カフェなどを多くの仕事をしています。

だいたい1日に2箇所の場所を移動する感じです。
東南アジアの物価だとカフェを使用するのにドリンクが100円から300円程度で使用することが出来ます。
WIFIも割と早いです。

日本に帰るのはだいたい1年に2回くらい

日本に帰国するのはだいたい1年に2回ほどです。
多くは家族に会うために帰国します。

移動手段はだいたいLCCです。
東南アジアだと片道1万円程度で日本に帰国することが可能です。

基本的に海外ノマドとなると荷物をどれだけ軽量化できるのかがカギです。
それとどこでも仕事出来るようにモバイル系のガジェットを充実させる必要があります。

多くの絵を描くガジェットがありますので好きなものを選ぶと良いでしょう。

多くのフリーランスは

多くのフリーランスは自宅で作業することが多いと思います。
会社へ通勤する必要はないのでその時間も働くことが可能です。

ノマドをしているフリーランスも多い

フリーランスとなると働く場所は自由に選ぶことが出来ます。

コワーキングスペースを作業場所とする人も多いですし、複数のカフェで好きな環境で絵を描いていくことが出来るでしょう。

基本的には好きなだけ絵を描く仕事が出来るのと同僚や上司などの人間関係がないのでストレスは少なめです。

まとめ

絵を描く生活の一例を紹介しました。
もちろん人によって全然違う生活になるでしょう。

ただ、やはり絵を学ぶ学生時代だと絵の習得に一日のほぼすべてを使用することになります。
そして社会人になると仕事のために多くの時間を使うことになっていきます。
空き時間はやはり学生の方が多いように感じます。
夏休みなどの長期休みもありますからね。

また友人なども学生時代に多く出来ます。

ですが、海外ノマドとなったフリーランスでも多くの友人が出来ました。
会社で働いていると人との交流が狭くなるので友人ができにくいのかも知れません。

絵を描くマシンはやはり学生時代はお金が無かったのでアルバイトで稼いだお金で最低限の機材を使っていました。
だいたい20万円ほどです。

ですが、社会人となるとある程度お金が自由に使えるために、絵を描く環境もかなり充実させることが可能です。

フリーランスとなるとさらに機材にかけるお金が増えることになります。フリーランスは会社が機材を提供してくれるわけでは
ないですからね。

このように絵を描く生活は絵を描くことを中心に回っていきます。
それだけ絵を描くことが好きでないと続けられない世界でもあるでしょう。

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