フリーランスは大変?

フリーランスって大変ってよく聞くけど、やっぱり大変なのかな?

だったらやめようかな…

なんて、思っている方は多いと思います。

私はフリーランスデザイナーで主に海外にいながら生活しています。
そんなSHIMAがフリーランスの大変さを書きたいと思います。

フリーランスは大変なのか?

はい、ぶっちゃけ大変です。
こんな苦労は会社員にも公務員にもありません。
なんということでしょうか。思い返してみればこれほど大変だったとは!という感じです。

第一にまずフリーランスになるのが大変!

フリーランスになるにはスキルが必要です。
まずはそのために学校に行ったり会社に就職してさらにスキルを磨いていく必要があります。
これには長い人だと3年とか5年とか年単位でかかる場合があります。
専門学校も2年とか3年とかが多いですよね。

これに投資するお金と時間はかなり大きいですね。
特にスキルを身に着けるためには時間も投資しなければなりません。
友人と遊びに行っている時間も持てませんし、同僚と飲みに行く時間も持てないでしょう。

また参考書などの本にも投資して勉強していく必要があります。
完全に意識高い系の人になっちゃいます。

私の場合はこのスキルを獲得するためにほとんどゲームはしませんし、テレビも見ない生活に
なってしまいました。
ゲームとテレビは時間を奪う代表格みたいなものですからね。

フリーランスは全部やらなければならない。

フリーランスは営業、仕事、経理、全部やらなければなりません。

どれも大変ですが、意外に大きいのが営業です。
仕事があればだいたい困りませんが、仕事が無いのが一番困るんですね。
これが会社員だと仕事がないなんてそうそうないでしょう。むしろ減らしてくれという感じではないでしょうか。
それに会社の場合は営業担当の人が仕事を取ってきてくれます。

それがフリーランスだと戦略も含め全部やらないといけません。
ポートフォリオに作品をまとめたり、ホームページを作ったりSNSで発信をしたり、クラウドワークスサイトに登録したりなどなどです。
しかもこれをやったからと言って仕事がすぐにくるわけではありません。
徐々に仕事をしながらクライアントの信頼を得て行く必要があるのです。

プロはこの営業を特に力を入れていて時間を費やしている人が多いですね。

私の場合もホームページを作ったりブログを運営しています。
そのための時間をかなり割いていますね。おかげでアクセス数は右肩上がりです。

経理

経費になるレシートや領収書を集めたり、売り上げを記入したり計算したりといったことが必要になります。
アプリなどを使うとまとめたり計算してくれるのでそういったものを使うのが良いでしょう。

私の場合もとにかく経費になる物のレシートや領収書を集めたり、まとめたりしています。
ちょっとズボラなところもありますが、クレジットカードやオンラインバンキングなどでお金の出入りをチェックするのも有効ですよ。

管理してくれる人がいない

フリーランスは一人で仕事をしなければならないので自分で自分を管理していかなければなりません。
会社員だと上司が管理してくれたり相談にも乗ってくれます。
またどのくらいで仕事を終えられるのかの計算もやってくれます。
これってありがたいですよね。

ただ逆に考えれば対人関係の悩みはかなり少なくなります。
ひとりですから、当然と言えば当然ですね。

私の場合はかなり一人が好きなのであまり気にはなりませんが、人に会いたいときにはそういう仲間が集まるカフェやシェアハウスなどに行って友人を作っています。

社会的信用が低い

社会的信用は会社員や公務員と比べると低いので住宅のローンを組んだりといった借金などは基本的に審査に通ることが難しいでしょう。
ですので家を買ったりしたい人には向かないかもしれません。
まあ、家やマンションを買ったり借金をしない人なら関係ないですが。

ちなみにクレジットカード程度ならあまり問題はないと思います。
基本的にフリーランスは大きな借金は出来ないと思っておいた方が良いでしょう。

収入が安定しない

フリーランスの収入は自分が働いた分だけになります。
会社員であれば決まった収入を必ず受け取ることが基本的には出来ます。
まあ、中には遅れるところもあるようですが…

しかし、フリーランスで仕事が無い時期や病気で働けない時期は収入が少なくなってしまうことが良くあります。
また、支払いを受けられずにクライアントに逃げられるといったこともあります。

ですので収入が安定しないというのは最も大きなフリーランスの悩みとも言えます。
ここは複数収入源を確保したり、体調管理に力を入れるなどして対処していく必要があるでしょう。

私の場合は複数のホームページを作成して仕事の入り口をジャンル別に増やしたり、素材を販売したりなどいろいろとやっています。

基本、年金は少ないのでずっと働くことが前提

社会人であれば厚生年金です、基本2階建てなのでもらえる年金は多いです。

しかし、フリーランスは個人事業主なので国民年金だけの1階建ての場合が多いです。
そのためにもらえる年金は少なくなります。
会社員であれば65歳で引退して悠々自適な生活に入りますが、フリーランスであれば老後も働く必要性が高いのです。

そのためにフリーランスは別の年金基金に加入したり、別に不労所得などを作って対応していく必要があります。

フリーランスは孤独

フリーランスになると一人ですべてをやっているので孤独です。
特に一人で住んでいる人であれば一日中会話をしなかったということも起こり得ます。
それくらい孤独なんです。
会社員であればいやでも同僚や上司と話すことになりますが、ここも大きな違いですね。

フリーランスであればコワーキングスペースなどに行ったりなど工夫が必要になります。
まあ、逆にこの孤独が好きな人に案外向いているかもしれませんね。

フリーランスに向いていない人

ここからフリーランスに向いていない人が分かると思います。

安定した生活を送りたい人

収入が安定しないのは大きな不安になります。
ですのでこの収入の不安に耐えられない人は会社員や公務員の方が良いですね。
しっかりと毎月決まったお給料とボーナスを受け取れますし、社会的な信用があるので
家の購入などで数十年のローンも組むことが出来ます。

考えての行動が苦手、また自分で自分を管理できない人

上司から指示を受けて動きたいという人はフリーランスには当然向きません。
フリーランスは仕事の工数などの管理、契約書を交わしたり全て自己責任でやっていかなければなりません。また将来への戦略を考えたりもしないといけないのでそういう経営的な勉強もしていかないといけないんです。

会社であれば上司や社長など上の人が責任を取ることになります。

孤独がイヤ!

孤独はどうしても耐えられないという人もいます。
仲間と和気あいあいとやりたいのであればそういう職場の方が向いている可能性が高いです。
工夫次第ではフリーランスでもここは不可能ではありません。

自分で人生を決めたくない人、責任を取りたくない人

フリーランスになったらすべてに責任をおわなければなりません。
仕事を得る方法も自分で決めるし、仕事内容も自分で決めます。
将来のこともすべて自分で決めます。

フリーランスは誰にも言い訳は出来ません。

そんな責任を負いたくないのなら会社員や公務員の方が良いでしょう。
仮に会社が倒産しても社長の責任ですからね。

このように大変な部分はあります。
しかし、なぜこんな大変なのにフリーランスになりたいという人が多いのでしょうか。

フリーランスになりたい人がいる理由

ではそんな大変なフリーランスなのになぜなりたい人がこれほど多いのでしょうか。
ちょっとその理由を書いてみたいと思います。

理由その1 自由なライフスタイル

フリーランスはわりと自由なライフスタイルを送っている人が多いです。
好きな時間に働くことも可能で、深夜に働くことも可能です。
また住む場所も自由にすることが出来ます。

理由その2 好きなことが出来る

自分の好きなことを徹底的にやって良いのがフリーランスです。
絵でもプログラミングでもなんでも好きなものをとがらせる必要があります。
そのためには嫌いな、もしくは苦手な仕事をしている時間は無いのです。

理由その3 やり方次第で収入が青天井

会社員だとどうしても業界の収入に縛られてしまいます。
しかし、フリーランスであれば工夫次第、アイデア次第で大きく稼ぐことも可能です。

このように自由を求めてフリーランスになる人が多いと思います。

まとめ

フリーランスって正直めっちゃ大変です。
それは想像を絶するほど大変であります。
フリーランスになるのにもなったあとも大変です。

このような苦労はあまり会社員や公務員にはないと思います。
毎月決まった収入があるというのはそれだけでありがたいものです。

それでもフリーランスになりたいという方はこういう苦労があるというのを理解したうえでフリーランスになる必要があります。

でもその自由さはかなり貴重と感じる人は多いようで、たいてい会社員には戻りたくないという人も多いです。
それに安定すれば理想のライフスタイルを得られるのが大きいですね。

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